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こんにちは、光熱費見直しFPたけです。
2023年に入って、電気代は落ち着きを取り戻しつつありました。
そもそもの事の発端は、2022年2月にロシアによるウクライナへの侵攻がきっかけです。
これにより原油をはじめとした資源が世界的に高騰したことによって、電気代の輸入価格が高くなり電気代が値上がりしました。
2022年は1年間を通してエネルギー市場は緊迫の状態が続き大荒れとなった年です。
そんな中、ようやく今年に入り電気市場(JEPX市場)の卸価格が戦争前の水準に戻ってきたところでした。
2023年に入って市場が落ち着いてきた矢先に、2023年11月現在は再び原油価格が急騰しています。
その理由は、中東イスラエルとハマスの戦争です。
両国間での戦闘が始まり、イスラエルが自国のガス田の供給停止を命じたことによって、再び世界のエネルギー市場が揺らぐこととなりました。
天然ガス(LNG)は原油価格をベースに価格が変動します。
具体的に、天然ガスの価格は3ヶ月分の原油価格をもとにして決まる仕組がとられており、
戦争によって原油価格が高くなると、天然ガスの価格も比例して高くなるのです。
つまり、戦争が長期化するとその分私たちのガス代・電気代にも影響が出るといえます。※後ほど詳しく後述
天然ガスの価格が高くなると、日本での仕入れ価格が高くなってしまい私たちがガスを使うときの料金にも影響(いまの日本は1番の輸入大国なので世界の資源に頼らざるを得ない)を及ぼす可能性があります。
原油価格が上昇した場合には、同時に 天然ガス の価格も変動すると先ほどお伝えしましたが、天然ガスは火力発電の燃料となる重要な資源です。
出所:関西電力グループより
補足ですが、火力発電に使用する資源は主に石油、石炭、そして天然ガス(LNG)の3種類で、どれも限りある有限の資源といえます。
こちらは、資源エネルギー庁による日本で使用される電気のエネルギー源を表している図です。
参考:資源エネルギー庁 2022年度 統計表一覧
日本では、じつに83.4%(8割以上)を火力発電に頼っており、1番の発電方法だということがうかがえます。
したがって、天然ガスの価格が上昇すれば私たちの電気料金にも大きく影響すると言えるのです。
天然ガス の今後の見通しについては戦争次第とも考えることができるでしょう。
今後の世界情勢の動きについては、引き続き注視していきたいと思います。
『光熱費をもっと安くしたい!』
『その他の支出を見直したい!』
『貯金できるようになりたい』
もし一つでも当てはまるお悩みがありましたら、ぜひ1度、ファイナンシャルプランナーの弊社にお考えをお聞かせください!一緒に解決の糸口を見つけていきましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。