『僕がエフピーを目指したきっかけ』
FPを目指したきっかけは前職のガス会社で勤務していたときだった。
ガスの仕事では、ご家庭のエネルギー診断や光熱費の見直しをする中で、お金まわりの知識を身につけることによって業務に生きる場面が多くあった。ちょうどその頃、たまたまFPセミナーに足を運ぶ機会があり、実際にFPとして活躍されている方のお話を聴き【家計に携わるって楽しそう】と感じたと同時に、FPという仕事に強く魅了された。
しかしそんな矢先に、私に転勤命令が下された。私は、総合職だったためこれまでやっていた仕事とはまったくかけ離れたシステム課(システム保安)への配属となった。新部署ではほとんど何もできず、毎日の出勤が憂鬱で出勤に一転してしまう。
何とかしようと試みるも、休日にいたっても仕事のことが頭から離れない日が続き、『ほんとうに自分は今のままでいいのだろうか?』と、自問自答を何度も繰り返した。FPを目指しているのになんとも恥ずかしい話しだが、まさに自分自身のライフプランが迷走してしまっていた。
そんなとき、かつて(会社)の師の方に「人生は失敗してもなんとかなるから。一つでもやりたいことがあるのならそれは迷わずやったらええ。ワシも病気と闘こうとるからお前も闘え!お金まわりのこと聞けるのはありがたいから、退院したらまた色々教えて」と。会社でしっかり頑張れ!と言われることを覚悟していたのが、まさかの激励をもらったのだった。
師だけでなく、親や友人など、色んな方から相談に乗っていただいたお陰で今があるので、FPとしての挑戦を恐れず1つでも多くの家計改善に尽力したい。
ガスを止めた経験から
「ガス代を支払わない人はお客さまではない。」
自分の担当地域で、ガス代を支払っていない方がいれば督促状。そして、期限日までの振り込みもしくは何の連絡もなければ止めざるを得ませんでした。
その場合、ガスを止めなければ自分自身の職務怠慢となるからです。
理屈ではわかってはいても、ガスを止めるということは普通の生活が送れないということ。水や電気に比べれば、ガスは多少辛抱できるのかもしれませんが、お風呂に入れない、(湯沸し器・コンロ)といったガス器具が一切使えないため、ガスだって生きていく上での大切な生活インフラに他なりません。
もし、いま生活が苦しくなってもできる対策はありますがそうなる前が肝心です。一緒に家計の見直しをしていきましょう。
光熱費に強いFPを目指して
私の目標は、光熱費に強いファイナンシャルプランナー(FP)になることです。
セミナー受講後から少しずつFP業界の情報集めに没頭するようになった。お金の勉強にもより一層力を入れ始めた。私は勉強が得意な方ではないがこのFPという知識は、自分自身の生活の中で実用できると考えたためか幸いそれほど苦痛に感じず(挫折は何度もあったが‥)続けることができた。最初は仕事をしながらだったため、約2年半を要したが、無事FP資格の最高峰であるCFP®資格を取得しました。
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