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待機電力 とは、コンセントに接続されている電化製品が、電源の切れている状態でも消費する状態のことです。
家電製品は、使っていないときでもわずかに電力を消費しており、このわずかの電力のことが待機電力と呼ばれています。
実際に、待機電力はご家庭の家電製品における電気代ランキングでは、第6位にランクインしているのです。
上記のことから、待機電力がご家庭で消費する電気代の約6.0%を占めていることがわかります。
今一度、ご家庭の家電製品の使い方を見直してみることで、電気代の負担を減らせるはずです。
少し古いですが、J:COMの調査によると待機電力が高い家電製品ベスト5は、以下のとおりでした。
「J:COM 待機電力ランキング 2016」より引用
第1位:ガス温水器(ガス給湯器・風呂釜など)…19%(8.2〜11W)
第2位:テレビ…10%(0.4〜2.9W)
第3位:エアコン…8%(2.4W)
第4位:電話機…8%(1.1〜3.4W)
第5位:DVD・ゲーム機…6%(1.2〜3.4W)
実際に、筆者もガス会社で働いていたとき給湯器を使わない空き家や空室などは、冬を迎える前(12~1月上旬)に給湯器本体の水抜きをして破裂対策を行なっていました。
くれぐれも給湯器本体のコンセントは外さないようにしましょう!
ご家庭にある家電の中で、テレビは待機電力にかかる電気代を防ぎやすいといえます。
テレビを見ていないときには、リモコンだけでなくコンセントを抜くことで、電気代を節約することが可能です(ただし、録画予約をしているときは例外)。
この方法はほとんどのご家庭がしていないかと思いますが、テレビのコンセントを抜く習慣をつけて上手に電気代を節約しましょう。
エアコンを使わない季節はコンセントを抜いておくことで待機電力を抑えられます。
一年のなかで最もエアコンが活躍する時期は「夏場」で、それ以外の季節は限定的かもしれません。
そのため、あまり使わない部屋のエアコンは本体コンセントを抜くことで待機電力を減らすことができます(※久しぶりにコンセントをつける際はホコリに注意)。
また、電気は熱エネルギーに戻すときに最も電気代がかかりますので、できれば冬場はエアコンで暖炉を取るのではなく代わりに電気カーペットや石油ストーブを用いるのもおすすめです。
その他家電製品も、使わないときにはコンセントを抜いておくことで電気代を安くできます。
例えば、ゲーム機(写真はPS4)、DVDオーディオ、パソコンなど‥。
最近では、温水洗浄便座付きトイレのご家庭も多いかもしれませんが、トイレは便座シートを活用してコンセントを抜いておくのも一つです。
冬場は寒いためありがたい機能ですが、夏場にも必要かどうかを検討してみましょう。
この章では、待機電力を減らすことで毎月の電気代を少しでも安くする方法をご紹介します。
「いちいちコンセントを取り外すの面倒‥」
こういった悩みを解決できるのが節電タップです。ボタン一つで主電源を管理できますのでとても便利です。上手に節電タップを利用することで節電に繫がります。
ワットチェッカーとは、家電製品の消費電力を計測できるものです。
「各家電製品にどのくらいの消費電力がかかっているか」を確認できますので、楽しく節電意識を高められるかもしれません。
新しいものだと、上記で紹介した節電タップにワットチェッカーの機能が搭載されているものもあるようです。
●ワットチェッカーについて詳しく知りたい方はこちら【話題の】ワットチェッカーの使い方~実際に購入して使ってみた結果~ – FPの流儀 (financialplanertk2021.com)
今回は、ご家庭で実践できる待機電力の減らし方について見てきました。
地味なことかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」のまさに代表例でしょう。
電気代が値上がりしている今こそ、チャンスです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。