待機電力 減らせば電気代を安くできる?効果的な家電製品【ランキング】

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待機電力 はもったいない?

目安時間:約2分
【この記事を読んでわかること】
①待機電力は家計全体の電気代約6%を占める
②ご家庭で 待機電力 を減らす工夫ができる
③毎月の電気代を少しでも安くできる
待機電力は家計全体の電気代約6%を占めています。この記事を読むことで、ご家庭で待機電力を減らす工夫ができ、毎月の電気代の負担を減らすことができます。できることから節電を始めてみましょう。

目次

待機電力とは

待機電力 とは、コンセントに接続されている電化製品が、電源の切れている状態でも消費する状態のことです。
家電製品は、使っていないときでもわずかに電力を消費しており、このわずかの電力のことが待機電力と呼ばれています。
実際に、待機電力はご家庭の家電製品における電気代ランキングでは、第6位にランクインしているのです。

1位 エアコン 34.2%
2位 冷蔵庫    17.8%
3位 照明    9.6%
4位 炊事    6.5%
5位 給湯    6.1%
6位 待機電力  6.0%
7位 テレビ   4.6%
8位 洗濯機   2.3%
9位 パソコン  1.0%
10位 温水便座    0.5%
その他       9.4%
出典)経済産業省 資源エネルギー庁「家庭でできる省エネ」より

上記のことから、待機電力がご家庭で消費する電気代の約6.0%を占めていることがわかります。
今一度、ご家庭の家電製品の使い方を見直してみることで、電気代の負担を減らせるはずです。

待機電力ランキング

少し古いですが、J:COMの調査によると待機電力が高い家電製品ベスト5は、以下のとおりでした。

「J:COM 待機電力ランキング 2016」より引用

第1位:ガス温水器(ガス給湯器・風呂釜など)…19%(8.2〜11W)
第2位:テレビ…10%(0.4〜2.9W)
第3位:エアコン…8%(2.4W)
第4位:電話機…8%(1.1〜3.4W)
第5位:DVD・ゲーム機…6%(1.2〜3.4W)

この合計は約51%と、1~5位の家電製品が全体の待機電力の半分を占めていると分かりました。
効率よく、サクッとご家庭の待機電力を減らす方法を順番に見ていきます。

ガス給湯器はリモコンをOFFにすべし

ガス給湯器は、お湯を使わないときにはリモコンをOFFにすることで電気代の節約が可能です。
例えば、家族全員がお風呂に入り終わった場合や洗い物が終わった後には、その都度切るように心掛けましょう。
ガス給湯器本体のコンセントを消すと壊れる恐れも‥
ガス給湯器には、凍結予防ヒーターや自動運転など凍結を防止する機能が付いています。とくに冬場など、空き家や長期旅行などで家に居ないときには給湯器のコンセントは抜かないようにする。

実際に、筆者もガス会社で働いていたとき給湯器を使わない空き家や空室などは、冬を迎える前(12~1月上旬)に給湯器本体の水抜きをして破裂対策を行なっていました。

くれぐれも給湯器本体のコンセントは外さないようにしましょう!

テレビは待機電力を防ぐ費用対効果No1


ご家庭にある家電の中で、テレビは待機電力にかかる電気代を防ぎやすいといえます。
テレビを見ていないときには、リモコンだけでなくコンセントを抜くことで、電気代を節約することが可能です(ただし、録画予約をしているときは例外)。
この方法はほとんどのご家庭がしていないかと思いますが、テレビのコンセントを抜く習慣をつけて上手に電気代を節約しましょう。

 

エアコンを使わない季節はコンセントを抜く


エアコンを使わない季節はコンセントを抜いておく
ことで待機電力を抑えられます。

一年のなかで最もエアコンが活躍する時期は「夏場」で、それ以外の季節は限定的かもしれません。
そのため、あまり使わない部屋のエアコンは本体コンセントを抜くことで待機電力を減らすことができます(※久しぶりにコンセントをつける際はホコリに注意)。

また、電気は熱エネルギーに戻すときに最も電気代がかかりますので、できれば冬場はエアコンで暖炉を取るのではなく代わりに電気カーペットや石油ストーブを用いるのもおすすめです。

ゲーム機もコンセントを抜いておく


その他家電製品も、使わないときにはコンセントを抜いておくことで電気代を安くできます。
例えば、ゲーム機(写真はPS4)、DVDオーディオ、パソコンなど‥。

 

トイレは便座シートを活用


最近では、温水洗浄便座付きトイレのご家庭も多いかもしれませんが、トイレは便座シートを活用してコンセントを抜いておくのも一つです。
冬場は寒いためありがたい機能ですが、夏場にも必要かどうかを検討してみましょう。

 

待機電力を減らす方法

この章では、待機電力を減らすことで毎月の電気代を少しでも安くする方法をご紹介します。

 

節電タップを使う


「いちいちコンセントを取り外すの面倒‥」
こういった悩みを解決できるのが節電タップです。ボタン一つで主電源を管理できますのでとても便利です。上手に節電タップを利用することで節電に繫がります。

ワットチェッカーを使う


ワットチェッカーとは、家電製品の消費電力を計測できるものです。
「各家電製品にどのくらいの消費電力がかかっているか」を確認できますので、楽しく節電意識を高められるかもしれません。
新しいものだと、上記で紹介した節電タップにワットチェッカーの機能が搭載されているものもあるようです。
●ワットチェッカーについて詳しく知りたい方はこちら【話題の】ワットチェッカーの使い方~実際に購入して使ってみた結果~ – FPの流儀 (financialplanertk2021.com)

まとめ

今回は、ご家庭で実践できる待機電力の減らし方について見てきました。
地味なことかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」のまさに代表例でしょう。
電気代が値上がりしている今こそ、チャンスです。

 

 

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この記事を書いた人

FPの流儀のアバター FPの流儀 有限会社バード商会

「バード商会」はもともと私の父の会社です。
バードは、大空を自由に飛ぶラッキーモチーフの象徴ともいわれています。
私と携わってくださる人の家計が「ほんの少しでも豊かになるように」という想いを込め、バードという社名を引き継ぎFPとして相談業務、ライフプランの作成、執筆業務等を行なっています。
皆さまの家計に、経済的な自由(Freedom)と幸運(Prosperity)を提供できるよう尽力して参ります。

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