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今日、LED照明 は省エネ器具として広く認知さるようになりました。
ですが実際のところ、どのくらい電気代が安くなるのか知っている方は少ないのではないでしょうか。
ご家庭で白熱電球や蛍光灯を使っている方は、 LED照明 に替えることによってどのくらいの節電効果が見込めるのかが分かります。
LEDライト とは、半導体を使った照明器具です。
英語で、Light Emitting Diodeの頭文字をとってLEDと呼ばれています(直訳すると「光る半導体」)。
2019年4月に、省エネ法のトップランナー制度に「省エネ基準」が発表され、LED 電灯器具も対象となりました。
資源エネルギー庁によると、トップランナー制度についてこのように記載されています。
トップランナー制度とは、3~10年ほど先の年度を「目標年度」として定め、その目標年度までに、あらかじめ定められた「省エネ基準」を達成するように求めるものです。
資源エネルギー庁のホームページより引用
しっかりと、改正後の新基準では LED器具が付け加えられていました。
経済産業省 資源エネルギー庁 ホームページより引用
この省エネ基準の取り組みによって、一般家庭のみならず工場や企業といった照明器具を設置する事業所にもLED照明 の拡大を狙っているのですね。
まとめるとLEDライト は、少ない消費電力で長持ちしてそれでいて環境にもエコな照明だといえます。
●経済産業省 資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/shoene_led.html
LED照明 の寿命はおよそ40000時間と言われています。
40000時間は、1日8時間照明を使うと仮定すると約13年ほどになりますが、照明をつけた場合の電気代のシミュレーションをしてみました。
<条件>
※明るさは60ワット程度(一般家庭でよく使われる目安)と仮定
※電気料金は1キロワットアワー31円/kWhで試算(2022年7月22日に改訂された公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会による平均額)
●電気料金の計算公式
消費電力(kW) × 電力量料金(円) × 電力使用量(h)) + 基本料金 + α
α=再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整、割引額など
・初期費用 2,500円程度(平均価格)
・明るさ 60ワット
・寿命 約40000時間
・消費電力 6.5ワット(0.065キロワット)
●40000時間使用時の電気代 10,560円
(消費電力:0.0065キロワット×電力量料金:1キロワットアワー31円×電気使用量:40000時間+初期費用2,500円)
したがって、 LED照明 を40000時間使った場合にかかる電気代は約10,560円程度となりました。
・初期費用 900円程度(平均価格)
・明るさ 60ワット
・寿命 約10000時間
・消費電力 12ワット(0.012キロワット)
●40000時間使用時の電気代 18,880円
(消費電力:0.012キロワット×電力量料金:1キロワットアワー31円×電気使用量:40000時間+※初期費用3,600円)※900円×4=3,600円
したがって、電球型蛍光灯を40000時間使った場合にかかる電気代は約18,880円程度となりました。
・初期費用 250円程度(平均価格)
・明るさ 60ワット
・寿命 約1000時間
・消費電力 54ワット(0.054キロワット)
●40000時間使用時の電気代 67,960円
(消費電力:0.054キロワット×電力量料金:1キロワットアワー31円×電気使用量:40000時間+※初期費用2,800円)※250円×4=1,000円
したがって、白熱電球を40000時間使った場合にかかる電気代は約67,960円程度となりました。
上記の試算結果から、LED照明のほうが毎月の電気代は安く済むと分かりました。
理由としては、最初の購入価格は LED照明 のほうが高いですが使用する際には少ない消費電力で効率的に照らしてくれるため長期ならLED照明 のほうが安くなるためです。
今後も、ずっと電球を使用していくのであれば少しでも早く LED照明 に切り替えることで大きく節電になり得るでしょう。
ちなみに、ダイソーでは40ワットが300円で販売されていましたよ。
電気代は、今後上がることはあっても中々下がりにくいのが現状です。
LED照明 に替えるだけでも長い目線で考えると、大きな節電効果が期待できます。
ぜひできるところからでもエコを実践してみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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