【新NISAになって 何が変わった の?】旧NISAとの違いを分かりやすく説明
✓ 新NISA は『つみたてNISA』と『一般NISA』の合体強化版
✓ 神改正で「やらなきゃ損」とまで言われる3つの理由
✓ 18歳以上なら誰でも利用可能
新NISAでは、これまでのNISA制度と比べて 何が変わった のか知りたいという方も多いのではないでしょうか?
実際のFP相談でも、これまで積立NISAをしていた方から「新NISAと 何が変わった の?」という質問をよくいただきます。
そこで本記事で、新NISA制度とはどういった制度なのか、またこれまでの積立NISAと大きく何が変わったのかについて解説します。※記事を読みながら耳でも楽しんでいただけるよう、要点をまとめた動画☟ぜひご覧ください(約1分)
新NISA (ニーサ)とは
新NISA とは、2024年1月から始まった税金がとられない(非課税)制度のことです。
本来、株であれば儲かった利益に対して20.315%の税金がとられますが、NISA制度を使うことで売却する際の税金が免除され、すべての運用益が自分の手元に残ります。
新NISA は私たちの長期的に安定した資産形成を行なうことを目的に作られ、100円からやポイントを利用した投資など少額からでも始められるのも大きなポイント。
例えば、Tポイント、Vポイント、pontaポイント、楽天ポイントなどいろいろありますが、自分が普段から何らかのポイントを貯めているのであれば、ポイントを使った投資も行なえますよ。
ぜひ、少額からでも新NISAを活用して将来への資産形成ができることを知ってほしいです!
旧NISA制度には色んな制限があったが‥
2018年~ つみたてNISA(旧NISA)
2016年~ ジュニアNISA(旧NISA)
(new☞)2024年1月~ 新NISA
これまでのNISA制度
出所)金融庁 「NISA特設ページ」より
これまでは、つみたてNISAあるいは一般NISAのどちらかだけを選んで投資するしかありませんでした。しかし、新NISA ではこの2つの非課税枠が両方使えるようになったのです!
✓ 新NISAは、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つが合わさり非課税枠も増えた。
✓ 一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAは、2023年末以降は新しい積立ができなくなった。
(非課税での保有期間は、当初通りに引き続き継続されます)
【新NISA】 何が変わった ?旧NISAと大きく3つ違う
出所)金融庁 「 新しいNISA 特設ページ」より
(☆)つみたて投資枠で購入できる積立商品は、成長投資枠でも購入が可能
つぎに、変更となった3つのポイントについて詳しく見ていきます。
新NISAを上手く活用するうえで超重要な部分ですので、しっかりと抑えておきましょう!
生涯の非課税枠が1,800万円になる
非課税期間が恒久化となる
「恒久」(こうきゅう)とは、広辞苑によると「ある状態が永く変わらない」という意味でした。
したがって、仮に長期投資を前提としたつみたて投資のケースで考えると、非課税期間に制限がないのは大きな追い風だといえるでしょう。
売却しても翌年には枠が復活
例えば、あなたが新NISA枠を使ってA社の株を買ったとします。その株の価格が100万円から130万円に上がったタイミングで売却したとします。このときの利益は30万円(130万円-100万円)ですよね。
この場合、翌年にA社を買った価格の100万円分の非課税枠が復活する。と、ざっくりこんなイメージです。
新NISAでは、非課税での保有限度額は『簿価』=『買ったときの価格』で判断されます。注意点は、売却したときの価格ではないということです。
そのため1度売却したとしても、1,800万円の非課税枠を上限に復活します。ちなみに、復活枠は最大でも年間360万円までが復活の対象となります。
旧NISAと比べて、誰でも使いやすくなったのが『新NISA』制度です!
新NISA=旧NISAよりも使い勝手が良くなった◎
繰り返しになりますが、これまでつみたてNISAもしくは一般NISAをしていた方でも、新しいNISAでは1人あたり上1,800万円を上限に投資できます。
(例)つみたてNISAを3年間継続して満額していた場合
年間40万円×3年間で120万円分の枠は新NISAとは別枠扱いとなります。
このケースの場合、新NISAの非課税枠1,800万円+120万円(つみたてNISA投資額)がプラスされ、非課税枠は1,920万円となります。
※つみたて投資枠の非課税期間は20年が最長です
余談ですが、今の高校生は家庭科の授業で『お金の勉強』を受けています。新NISA制度は、原則18歳以上であれば誰でも利用できますので、成人(18歳)を迎えたら将来に向けてコツコツ少額からでも非課税で資産形成できる環境が整っているのはありがたいですよね。(時間を味方に付けることが大切!!!←(超重要)
まとめ
新しく生まれ変わった新NISA制度をフル活用しながら、とくに20・30代といった若い世代の方はぜひ将来へ向けた資産形成を行ないましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。(※くれぐれも投資は自己判断のもとで行なわれてください)
●資産形成の始め方についての記事はこちら資産形成の扉ー実践編ー | FPの流儀 (financialplanertk2021.com)
●成功する資産形成【サポートカリキュラム】https://financialplanertk2021.com/1753/
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