【実績公開】毎月2万円のつみたて投資を5年半続けた結果いくらになった?銀行預金との差もFPが公開

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※本記事の運用実績は2024年5月時点のデータです。制度・税率は掲載時点の情報に基づきます。特定の金融商品の推奨を目的としたものではありません。

 

この記事で分かること

  1. 毎月約2万円を5年半つみたてした結果は?
  2. 『銀行預金』『つみたて投資』両者の結果
  3. 月2万円なら多くの人に『再現性』がある

バード
【この記事の執筆者】
・独立系FP事務所を運営
・金融ライター実績多数
・FP上級資格CFP®/FP1級技能士 保有
・早くから資産形成する大事さを伝えたい

投資は資産形成の重要な手段の一つですが、これから投資を始める方にとっては難しく感じることも多いかと思います。この記事では、毎月約2万円を5年半つみたて運用した結果を公開します。
『新NISAを活用したつみたて投資』を一人でも多くの方へお伝えしたく、まずは自らの運用実績を公開する運びとしました。
実際に、つみたて投資を行なったなかでの学びや感じたことが
、これから投資を始める方への何か後押しとなれば幸いです。

目次

毎月約2万円を5年半つみたてた結果

  • 毎月の投資額:20,000円
  • 投資期間:5年半(約66か月)
  • 投資方法:特定口座を使用(20.315%の税金が発生)
  • 投資先:米国株式のインデックスファンド(S&P500)

2018年12月ごろから毎月約2万円つみたて投資を行った結果、5年半で運用収益が690,977円になりました。


(※2024年5月21日時点)

① 図の上側が元本 1,330,032円
・2018年から約2万円つみたて投資 66ヶ月(5年半)×月2万円=約132万円(投資した元本)
・ポイント投資(Tポイント) 1万32円

② 現在の運用収益が690,977円(現在の含み益)

①元本+②運用収益=合計2,021,009円

ちなみに、私が行なった上記のつみたて運用は特定口座で行なっているため、株などを売却したときと同様に約20.315%の税金(譲渡所得という)がかかります。

すなわち、もし仮に私がこの時点で売却したら、690,977円(値上がりして儲け分)に対して約20.315%の税金(約14万弱)が税金として納めることになり、最終的に手元に残る利益はこの税金分を差し引いた約550,605円となります。

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もしNISA制度を使って同じ条件で投資していたら、税金が免除(非課税)となり690,977円の値上がり益がまるまる自分の手元に残るというわけです。この約20%の差ってすごく大きいですよね‥。

つみたてを始めた直後やコロナショック時はマイナス(元本割れ)も経験
つみたて投資をしたからといって100%プラスになるという保障はありません。
2020年のコロナショックのときは評価額がマイナスになった時期もありましたが、この株価の暴落時こそ安い価格でたくさん量を変えるチャンス相場だったと学べました。
→投資信託は`量(口数)`によって金額が評価されるため。

月2万円を20年つみたてした場合のシミュレーション

もし20年間、毎月2万円(年利は5%で計算)をつみたてを行なった場合、20年後には822万円になります。

時間を味方につけ「複利の力」を享受できるつみたて投資は、投資に苦手意識を持っている人でも勝率を高められる堅実な資産形成の方法といえます。

自分が毎日働くのと並行してお金にも働いてもらう(お金がお金を生み出す)複利効果を享受するためにも、毎月の地道なつみたてが大切ですよ!

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長期のつみたて投資で最も大事なのは継続する(止めない)ことです。

銀行に預金していた場合は‥?

先ほどつみたて投資のお話をしましたが、今度は先ほどとできるだけ同じ条件で銀行に預金した場合、約5年半でいくらになるか計算してみました。

現在の大手メガバンクの預金金利は0.02%です(2024年5月ごろまでの普通金利は0.001%)。

仮に、上記の元本133万を銀行に預金していると、5年間預けておくとどのくらい利子がつくのか計算してみました。

133万円を銀行に5年間預けた場合の金利】※金利は0.02%で計算

出典)ノマド的節約術シミュレーションツールより筆者計算。

出典)ノマド的節約術シミュレーションツールより筆者計算
5年間で受け取れる利息は約1,330円です。

ここから利子税(20.315%)が徴収されるので、税引き後に受け取れる利子は1,061円となります。

意外と知られていませんが、銀行に預ける『預金』も立派な金融商品の一つです(そのお礼として預けた分に対して利子がつく)

もちろん銀行に預けておくほうがお金が減る心配がない安心感というメリットはあります。

しかしながらただでさえ賃金は上がりにくいなか、加えて物価高(インフレ)や円安で生活がひっ迫する激動の時代に、ただお金を寝かせておくだけだと勿体ないことが分かります。

つみたてを行なった銘柄

私が毎月2万円をつみたて投資した銘柄は、アメリカのS&P500指数に連動するSBI・V・S&P500インデックス・ファンドという商品でした。※最初の1年間は、三菱UFJアセットマネジメントのeMAXIS Slim S&P500(イーマクシススリム)に投資。
出典)ウエルスアドバイザー 「投資信託」より筆者検索
この商品1本で、アメリカを代表する優良企業の500銘柄に投資できます。

Worldbank(世界銀行)によると2022年時点でアメリカの上場企業は全部で4,642社で、そのうちS&P500に採用されている500銘柄はアメリカの上位10%に入る企業ので、改めてその凄さが分かります。

「なぜこれほどまで、S&P500は人気なのでしょうか‥?」

理由はこの直近10年間でアメリカの株価がものすごく上昇したからです。

また、アメリカのドル通貨の価値が強いことも挙げられます

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S&P500に投資することでアメリカの優良企業に片っ端から投資できます。また円だけでなく外貨(ドル)を持つことで円安対策にもなるため、日本の個人投資家にも高い人気があります。

いまの世界経済は、アメリカ(ドル通貨)を主軸に回っているといっても過言ではないですが、今後もアメリカ最強が続くかというと、未来は誰にも分からないことは頭の片隅にでも入れておくべきでしょう。

今から新NISAでつみたてを始めるのは遅い?

結論からお伝えすると、 これまでの旧NISAが見直され、以前よりもパワーアップした新NISA制度を活用したつみたて投資はスタートに最適です。

つみたて投資は、時間を味方につけることで複利の効果を得られ、雪だるま式に資産が増えます。

複利効果とは
運用で得られた収益を元本に加えて再び投資することで、利益が利益を生み金額がふくらんでいく効果のこと。
→有名な物理学者のアインシュタインが、『複利は人生最大の発明だ』と評したほど複利の効果は大きい。

可能なら10年以上の中長期で運用することが、複利の効果を高め自分の資産を増やすことにつながります。

教育費、マイホーム購入、老後など、今後のライフイベントに備えなるべく早く始めることが大切です。

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たまに『今は株価が高いから様子を見るべきだよ!』と聞きますが、たしか個別株などであれば購入タイミングは重要です。しかし、つみたて投資は時間を味方につけた投資スタイルですので、タイミングを図るよりは少しでも早く始めることを意識してみてください。

つみたて投資を始めるにあたっての注意点

投資を始めるにあたっての注意点を解説します。

投資に「絶対」はなし

投資の世界に100%はありません

たとえ新NISAの「つみたて投資」であっても、株価は上下に値動きするのでとうぜんに元本割れしてしまう場合もあります。

ただし、自分自身で商品を選ぶ際にリスクコントロールは可能です。

こちらの図はリスクとリターンの関係を表しています。

出所)金融庁 「貯める・増やす」~資産形成より

運用方法の種類
基本的に、預金<債券<投資信託<<株式の順番でリスクが高くなります。

基本的にリスクとリターンは比例します。

たとえば、ハイリスクハイリターンの考え方です(大きな利益を目指すにはその分大きなリスクをとる必要がある)。

リスク」の意味とは?
投資の世界でリスクとは、「株価が上下にブレる値幅」のことを指します。

投資信託で運用する場合、価格のブレ幅が比較的小さいバランス型債券型のファンド(投資信託の商品)で運用するなど、ある程度の投資リスクをコントロール可能です。

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だからこそ始めの商品選び(投資地域・運用方法など)は超重要です。自分がどのくらいのリスクを取れそうか、どのくらいのリターンを目指すかによっても投資を行なう商品が変わってきますよ。

ムリない範囲で行うべし

どんな投資でもいえることですが、ムリのない範囲で行なうようにしましょう。

一番の理想は、生活費や緊急時に必要な予備資金を確保した上で、余った資金を投資に毎月のつみたてに回すことで、無理なく続けられます。

精神面の安定:生活費を圧迫しないため、投資がストレスにならない。
長期投資が可能:急な出費が必要になった際でも、毎月一定額は投資を続けられる。
リスクに強い家計を目指せる:余裕資金で行なうことで、もし万一投資額が減少した場合(暴落時など)でも解約せずに、長期的な目線で投資を継続できる。

毎月の積立も決してムリのない範囲で継続できそうな金額で行なうこと大事です(これはどの年代にも当てはまります)。

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つみたて継続のコツは将来への貯金だと思うこと。最初は100円やポイント投資といった少額からのお試しスタートでもいいので、まずはやってみるを意識してみましょう。

「投資詐欺」にご注意を

最近は、投資詐欺が横行しています。

「私は騙されないから大丈夫‥」と思っていても、詐欺業者はあの手この手で近づいてきます。

◆「上場確実ですので、必ず儲かります! 元本も保証します!」

◆「△△社の株(社債など)を買ってくれたら、あとで高く買い取ります。」

◆「被害を回復してあげます。その代わり、別の商品(□□社の株式・社債など)を買ってください。」

◆「郵便や宅配便等で現金を送付してください。」

◆「金融庁(その他公的機関名)の者ですが・・・・」
出典)金融庁 「投資詐欺にご注意ください!」より

自分の大切な資産を守れるのは自分だけで、明日は我が身かもしれません。

『絶対儲かる』や『元本保証』といった甘い話を聞いたら、まずは1度疑う勇気を持ってみましょう。

~もしものときのご相談連絡先ダイヤル~
『こんなうまい話にご用心!』金融庁・消費者庁・警察庁リーフレット

「預金」と「つみたて投資」両者の比較で考えてみる

ここで先ほど実施したシミュレーションを、もう一度数字に置き換えてみると‥

●【銀行へ預けていた場合
元本133万を5年半=1,061円(税引き後)の利益
●【NISAを活用したつみたて投資の場合
毎月約2万円を5年半(うち1万円はポイントで元本133万円)=690,977円の利益
※あくまでも実際の結果に基付いたもので、運用方法などによっても最終的な利益は異なります。

大事なところなので繰り返しになりますが、銀行へ預けていてもほとんど増えない結果となりました。

同じ133万という金額であっても、お金の預け場所を変えるだけでたった5年半でも金額の差が出るといえます。

例えば、同じ1万円であっても「今の1万円」と「10年後の1万円」の価値は一緒ではありません。

スーパーなどいたるお店で物の値段(物価)は上がり、急激に円安によって「円の価値」が下がっていることは、皆さんも日々の生活で強く実感しているかと思います。

こういった状況が今後続いても、さほど生活に支障をきたさない方であればこれまで通り銀行に預けておいて問題はないかもしれません。

もし『生活がキツい‥』、『将来今よりも生活が豊かにしたい』とお考えならば、今後の人生のなかでつみたて投資が将来的には家計の大きな支えとなるはずです。

もちろんつみたて投資で収益を上げるにはある程度の時間が必要ですが、投資を小さい頃から学ぶ諸外国(アメリカやイギリスなどに習い)ようやく日本でも「長期的に資産形成がしやすい環境」が整ってきました。

だからこそ、いま行動を起こすかどうかは「自分で決める」ことが大事です。

バード
将来の自分を少しでも楽にするための行動と考えてみましょう!

まとめにかえて

毎月2万円のつみたてなら多くの人に再現性がある=今キツくても支出の見直しや工夫次第ではなんとか継続できる金額だと考えています。(※もちろん特別な事情をお持ちの方などもいらっしゃるため一概にはいえませんが‥)。

おすすめの方法としては、現在の支出を上手に見直す→『見直した支出でつみたて資金を捻出』この方法なら収入を増やさなくても今すぐ投資を始められるので最強です!笑(ボクもこの方法で無理なくつみたてをスタートしました)。

【動画はこちら☟よりご高覧ください】

きっと家計のどこかにムダがあるはずなので、ぜひまずは家計の支出に着目してみてくださいね。

バード
これから投資を始める方にとって何かの参考やきっかけになれば嬉しいです(^^)/


とはいえあくまでもこれは第一歩にすぎません。なぜなら、みなさん資産形成の目標(ゴール)であったり家計管理のやり方というのはバラバラだからです。

年齢やいまの状況などを踏まえたうえで、将来の理想や目標を達成するためにゴール設定ムリのない家計管理の方法を考えていくことが、資産形成を続けるうえで何より大事となります。ぜひこの機会に、FP個別相談(特典提示により初回無料サービス)もご活用くださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

「自分はいくら積み立てるのが適正なんだろう?」という方は、NISA貧乏とは?実態と対策2選の記事で無理のない積立額の考え方を、新NISA+iDeCo併用シミュレーションの記事で効率の上げ方を解説しています。あわせて参考にしてみてください。

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本日もお読みいただき、
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

FPの流儀のアバター FPの流儀 有限会社バード商会

「バード商会」はもともと私の父の会社です。
バードは、大空を自由に飛ぶラッキーモチーフの象徴ともいわれています。
私と携わってくださる人の家計が「ほんの少しでも豊かになるように」という想いを込め、バードという社名を引き継ぎFPとして相談業務、ライフプランの作成、執筆業務等を行なっています。
皆さまの家計に、経済的な自由(Freedom)と幸運(Prosperity)を提供できるよう尽力して参ります。

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