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こんにちは、光熱費見直しFP たけです。
最近では、身の回りのあらゆるものが値上がりしていますよね。光熱費に関して言うと電気代のことばかりが報道されがちですが、じつはガス料金も値上がりしています。
とくに、秋頃から次第に気温も下がっていくことから、例年雪が降る地域などでは10月ごろから暖房が欠かせないという地域もあるのだと伺いました。
いよいよ冬を迎えるにあたって、 「プロパンガス料金 が高くなるのが怖い」と思われている方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、筆者自宅の プロパンガス料金 を削減シミュレーションをしてみた結果を共有できればと思います。
ガス代は以前よりも少し値上がりしています。
【家庭用プロパンガスの小売価格の推移表】
出所:石油情報センター 「液化石油ガス流通価格の推移」資料より
上記の資料から、2023年8月末時点の家庭用のプロパンガスの小売価格は、2年前(2021年8月)と比べると、約1割程度上昇していることが伺えました。したがって、緩やかではありますがプロパンガスの価格は横ばいでやや値上がり傾向にあるといえます。
●経済産業省「資源エネルギー庁」LPガス小売価格調査
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl008/
プロパンガス料金 の毎月の金額はこちらのように計算されます。
毎月のガス料金は、上記1~3の合計額で決まります。
補足ですが、基本料金はあらかじめ設定されている金額でガスの契約をしている期間は、ガスを使っても使わなくても発生する費用のことです。
従量料金は、ガスを使用した分かかる費用のことで、この費用のなかにガスボンベの交換代や検針代(いわゆる人件費)なども含まれており、これらの価格は、ガス会社が独自に価格設定しています。
ガスの請求書にはガス使用量(㎥)が記載されていますので、毎月どのくらい使用しているのか把握するようにしましょう。
<従量料金の例>
・0から5㎥⇒650円
・5.1~10.0㎥⇒620円
・10.1~15.0㎥⇒600円など
使用量(㎥)に応じた段階があり、一般的に使用量が多くなるほど単価は安くなっていきます。
あくまでも平均の目安ですが、3~4人のご家庭であれば、毎月の平均額は5,000円~8,000円程度で推移をしているのではないでしょうか。
プロパンガス料金 は、住んでいる地域、世帯人数、季節などによっても大きく金額が変わるのが特徴です。
例えば、筆者が住んでいる福岡県のプロパンガスの基本料金は2,032円でした。
料金体系 | 福岡県 平均価格(相場) | |
---|---|---|
基本料金 | 2,032円 | |
従量単価 | 675円 | |
10m3使用時 | 6,750円 | |
請求額(月間) | 8,782円 | |
請求額(年間) | 105,384円 |
出所:プロパンガス料金消費者協会より
一般的に、電気代とは反対でガス代は使用量が多ければ多いほど毎月のガス料金の従量単価は下がっていく仕組みとなっています。なお、ガスの単価は㎥(リューベ)で表されます。
実際の、筆者自宅のプロパンガス検針票(請求書)はこちらです。
●2022年9月分~2023年4月分の検針票(月が反対になっていて見にくくて申し訳ないです)。
●12月~2月分の写真
●3・4月分の写真
自宅の分を、手元にあった8ヶ月分で削減のシミュレーションを行ってみました(引っ越し後8ヶ月分しかない点はご了承くださいませ)。
シミュレーションの結果は、8ヶ月で約17,422円の削減となりました。もちろん、削減率はお住まいの地域や毎月のガス使用量、世帯数などによって大きく異なりますので、あくまでもシミュレーションの目安です。
●2022年9月分~2023年4月分の8ヶ月分の検針票(※図は7ヶ月ではなく8ヶ月分モデルです(_ _))
削減シミュレーションを初めて行なった感想はなかなかの衝撃でした。正直なところ、あまり削減シミュレーションに期待はしていなかったためです。
どこに驚いたかというと、見直し後と比べてみて毎月のガス代金が見直し前よりもすべての月で安くなっている点でした。
とくに、プロパンガス料金が高いとされる冬の時期に、ガス料金が安くなっていたからです。
余談ですが、残念ながら筆者の自宅は諸事情(付き合い)がありプロパンガス会社の変更は現状難しいのですが‥。毎月のガス代を見直したい方にとっては、削減シミュレーションを通じてガス会社を変更することで、ガス代を大幅に安くできる可能性があると感じました。
「どうしてこんなに安くなるのか‥?」最初は私も戸惑うほどの削減額だったため、目を疑いました。
こちらは、すでに公表されているプロパンガスの料金表です。
・基本料金 1,650円
・従量料金 410円以下(使用量㎥×従量単価)
この表を見ると、毎月の基本料金と1㎥あたりの従量料金の単価がとても安いです。
少なくとも、この料金価格のまま今後も変らないのであれば、お客様側(消費者側)からすると見直しのメリットは大きいかと思います(ガス会社の中には、契約時にはこの料金単価で提示して後でお客様に説明もなく料金を値上げする業者もいるようですので、その辺りの対応策も含めてお伝えさえていただきます)。
プロパンガス料金が高いとお悩みの方、無料で削減シミュレーションが可能です。
今では、ガスの自由化に伴いガス会社を選ぶ権利はお客さま側にあるといえます。戦争の長期化や円安の影響で、ガス料金の資源価格も高くなっています。この影響で、以前よりもガス料金が高くなっていることは間違いないでしょう。
上記一つでも当てはまりましたら、ぜひ1度削減のシミュレーションの実施をおすすめします(※お手元に、毎月のガス請求書があれば無料で削減シミュレーションを行えます)。
●もっと詳しく知りたい方はこちらより☟
光熱費 見直し【家計改善カリキュラム】 – FPの流儀 (financialplanertk2021.com)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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