【一人暮らしの電気代の相場はいくら?】一人暮らしの人が電気代を安くする節約術【5選】

一人暮らしの人ができる節約術

この記事の目安時間:約3分⌛
【💡この記事を読むことでわかること】
①一人暮らしの電気代の平均額がわかる

②電気の契約プランについて理解が深まる
③光熱費を少しでも安くする節約法がわかる

こんにちは、光熱費見直しFPたけです。

世界的な燃料価格の高騰により、「電気代がヤバい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
最近では、スーパーなどいたるところでモノの値段も上がり、私を含め、私の周りでも以前より生活がきつくなったという声をよく耳にします。
一人暮らしで、毎月かかる電気代(固定費)を、少しでも抑えたいと考えるのは当然のことでしょう。
そこで本記事では、一人暮らしの電気代の平均額についてと、毎月の電気代の負担を軽くするための節約法についてご紹介します。光熱費の見直しを行なう際の参考となれば幸いです。

目次

一人暮らしの電気代の平均はいくら?

2022年1月~2022年12月の1年間における、一人暮らしの1ヶ月平均でかかる電気代は約6,808円とのことでした1年間では約81,696円の平均支出となります。
筆者が住んでいる、九州地方における一人暮らしの1ヶ月の平均額は6,184円でした。

総務省の家計調査が公表している一人暮らしの電気代は、以下のとおりです。

一人暮らしの電気代の季節ごとの月平均金額

出典:総務省統計局 「家計調査 単身世帯(2022年)」より
1年間を通してそれぞれ1番高い時期は、3~5月の7,521円、1番低い時期は6~8月の5,687円となり季節によって1,800円以上の差があることがうかがえました。

注目すべきなのは、夏場よりも冬場のほうが電気代が高い傾向にあるということです。冬のほうが電気代が高くなるのは、気温が下がった寒い時期のほうがが多くの電力量を使うことが考えられるためだといえます。なお、電気代は1ヶ月遅れのタイミングで請求が来るところに注意が必要です。

また、電気代は地域や季節などによっても大きく異なりますので、地方によって差が生じやすいという特徴があります。
一般的には、冬は東日本のエリアの方が西日本よりも電気代が高くなる傾向にあります(例えば北海道、東北地方、北陸・東海地方といった地域などです )。
このような観点から一概には言い切れませんが、一人暮らしの電気代の全国的な平均相場である6,808円を一つの目安として考えてみましょう。

夏と冬に電気代が高くなる原因は「気温」にある

夏と冬に電気代が高くなる原因は、「気温」です
日本では、四季がありますが夏は暑く冬は寒いです。電気代が高くなる原因として、
夏場はエアコンの使用、冬場は暖房機やガス給湯器・電気温水器といったお湯を沸かすのに時間がかかることが想定されます。
また、冬場の方が日中に陽が当たる時間が短いため照明(明かり)の電気代がかかることが挙げられるでしょう。

電気代が安い時間帯は昼と夜のどちら?

『電気代は昼と夜どちらの方が安いの?』
以前、電気代の見直しをしていたときに、お客様からこのように尋ねられたことが何度かあります。

まず、結論としては、電気の契約プランによってさまざまです。ご使用中の電力会社で、契約しているプラン内容によって異なります。
では、それぞれ契約プランによってどのような特徴があるのか見ていきましょう。

「従量電灯プラン」はどの時間帯でも電気代は同じ

従量電灯とは、月々の電気使用量によって電気料金が決まるプランのことをいいます。

こちらは、九州電力の電気検針票(請求書)です。いまご契約中のプラン内容は、②の番号部分で確認することが可能です。

出典:九州電力「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)の見方より

従量電灯プランは、電気の使用量が増えれば増えるほど電気料金が高くなる仕組みとなっていて、「3段階料金」で構成されているのが特徴です。

出典:九州電力「電力量料金の単価イメージ」より
具体的には
・<1段階目>120kWhまでの料金単価は18.28円(1kWhあたり)
・<2段階目>121kWh~300kWhまでの料金単価は23.88円(1kWhあたり)
・<3段階目>301kWh以降の料金単価は26.88円(1kWhあたり)

このように、使えば使うほど1kWhあたりの電気料金の単価は上がっていきます。

従量電灯の種類には(A・B・C)3種類ありますが、その中でも従量電灯Bは電気の使用量が少ない一般家庭に向けた契約プランです。
したがって、一人暮らしの人や単身世帯の人のほとんどが電気料金の契約プランが「従量電灯B」となっているのではないかと思います。

「夜間」のほうが電気代が安いのは時間帯電灯

電力会社の契約プランによっては「夜間」の時間帯のほうが、電気代が安いこともあります。これを、時間帯電灯プランともいいます。

夜間のほうが安くなる理由は、電力会社が夜間の電気料金単価を安く設定しているためです。

【大手電力会社(全10社)の夜間の契約プラン

出典:各電力会社ホームページ参照より筆者作成(2023年8月時点)

こちらは、各大手電力会社が提供している「夜間」の電気代が安い契約プランの一覧です。
この表から、昼間と比べて夜間のほうが1kWhあたりの料金単価が安く設定してあることがうかがえます。

したがって、日中は仕事などで外出しており夜間に多くの電気を使うことが多い人は、夜間の契約プランがおすすめです。

なお、補足で追記させてもらっている通り、電気の単価料金は各電力会社によって細かく(時期や使い方によって)設定されていますので、プランを検討される場合にはあらかじめ単価料金を確認しておきましょう。

 

一人暮らしの人のための電気代節約術【5選】

この章では、一人暮らしの人が簡単にできる電気代の節約方法について解説します。
生活の中で今すぐできる「節約術」に取り組んで、少しでも電気代を安くしましょう。

1.電気の使用量を減らす(初級編)
エアコンの使い方名人になろう
じつは、エアコンはご家庭で電気代を消費する家電の第1位です。そのため、エアコンの上手な使い方をマスターすれば毎月の電気代を確実に節約することができます。(言い換えれば、その分節約できる費用対効果が1番大きい)

出典:Nスタニュースにて引用
※上記の図は、間違ったエアコンの使用方法です。
エアコンを節電する方法
・エアコンの風向きは「水平」もしくは「上向き」に設定する
・エアコンは「自動モード」に設定する
(風量は弱に設定しない・風向きは下向きにしない
・暑いときは温度を下げずに「風量を上げて」調整する

・エアコンのオンオフは頻繁にしないようにする
・フィルター清掃を定期的に行なう(最低でも年2~3回

エアコンは、電源を入れた使い始めのときに最も電気代がかかります。そのため、30分から1時間程度の外出であれば付けっぱなしにしておいたほうが節約につながるのです。

また、エアコンの風向きは「水平」もしくは「上向き」にしておくことで、温度のムラを防いで効率よく部屋を涼しくしてくれます。なお、風量は「自動」モードで、エアコンに任せておくことが部屋を最短時間で涼しく運転してくれることにつながります。

次に、エアコンを使用するときは可能であればサーキュレーターと一緒に使いましょう。このとき、エアコンと反対の位置にサーキュレーターを置いてあげることで、効率よく室内の冷気を循環させてくれます。
環境省によると、エアコン(冷房)の温度を1℃上げることができれば約10%の節電につながることが証明されています。(リモコン一つで実践できる具体的な節約方法について解説している記事です、こちらをご覧いただければ幸いです)【エアコン】電気代を安くする方法~電気代計算ツールで節約額を知ろう~ – FPの流儀 (financialplanertk2021.com)

 

【冷蔵庫の中身はすっきりで節約に】
冷蔵庫は、エアコンに次いでご家庭で電気代を消費する家電の第2位です。
冷蔵庫スカスカ!冷凍庫パンパン』の状態が理想
冷蔵庫の部分はものを少なめにしておいたほうが消費電力を抑えられて、逆に冷凍庫はものが詰まっている状態のほうが消費電力が抑えられるとのことでした。

必要な食材だけを冷蔵庫に入れておくことがじつは最も節約につながるようですので、日ごろから冷蔵庫の中を整理整頓しておくことで一石二鳥だといえそうです。
ちなみに、この方法はHIKAKINさんのYouTube動画内でも紹介されていました。

2.電気の使用量を減らす(中級編)
【白熱電球からLEDに変える】
資源エネルギー庁によると、リビングや部屋の照明を蛍光灯から電球形LEDシーリングランプに変えることでそれぞれ節約効果があると証明されています。

<💡それぞれの蛍光灯の図>
例えば、年間2,000時間(月に約167時間照明)使った場合のシミュレーションは、以下のとおりです。

・白熱電球から、電球型蛍光ランプに変えた場合⇒年間約2,760円月230円)節約に
・電球型蛍光ランプから、電球型LEDライトに変えた場合⇒年間約2,790円月233円)節約に
・白熱電球から、電球型LEDライトに変えた場合⇒年間約5,550円月463円)の節約に

LEDライトを購入する費用はかかりますが、長く住む(1年以上)予定であればLEDライトに変えたほうが節約効果は出るといえるでしょう。
また、LEDライトは電力が少ないだけではなく寿命も長持ちしますので、賃貸の場合などそのまま退去する際には購入したものを取り外して転居先へ持って行くことも可能です。

資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約 照明」より
照明 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト (meti.go.jp)

 

3.電気代比較シミュレーションを実施してみる

現在契約している電力会社で、電気代の比較シミュレーションをしてみるという方法はおすすめです。

【料金プラン比較シミュレーションを行なうメリット
・現在のプランよりも毎月の電気料金が安くなるプランが見つかる可能性がある
・契約アンペアを落とせば基本料金を下げられる(基本料金とは毎月電気を使っても使わなくてもかかる費用)
・実際の生活スタイルに応じた電気のプランに見直せる(例:ナイトプランなど)

こちらは、九州電力が提供している「料金プラン比較シミュレーション」のサービスページですが、実際のシミュレーションの流れを解説します。

まず、最初に現在の契約プランや契約アンペア数などをそれぞれ入力していきます。
このとき、毎月の検針票(請求書)を見ながら入力することで、正確にシミュレーションを行なうことが可能です。

途中の画面では、過去1年分の電気料金を入力する画面がありますが、もしお持ちであればシミュレーションの精度がより高まるため、全部入力することをおすすめします。

各ステップを入力していくと、1番最後の画面にシミュレーション結果が出てきます。

出典:九州電力「電気料金プラン比較シミュレーション」より
このように、やってみると意外と簡単にスマホからもシミュレーションができました。(今回のシミュレーションの金額はあくまでも参考例ですのでご了承いただけると幸いです(_ _))

電力会社によってシミュレーションの流れは少し異なるかと思います。実際に、プラン内容を変更を検討する際には注意事項を必ず読むようにしてください。
例えば、契約プランによっては、「○○年以内に解約した場合は違約金が発生する」といったことがよくあります。
また、世界情勢や使用量の増加などで、必ずしもシミュレーションの結果通りに電気代が安くなるとは限りませんので、くれぐれも契約内容を変更する際は慎重に決めましょう。

九州電力 | 料金プラン比較シミュレーション (kyuden.co.jp)

 

4.電力会社を切り替える

電力会社の切り替えは、大幅な電気代の節約につながる有効な手法の一つです。

電力会社を切り替えるメリット
・今の契約プランよりも電気代が大幅に安くできる可能性がある
・いつでもスマホだけで変えられる(定期的な見直し)
・別途キャンペーンなどの特典が受けられることも

日本では2016年に電気の自由化が始まりました。
ご存知の人もいらっしゃるしれませんが、電気の自由化とは消費者(つまり顧客側)が自由に電力会社を選ぶことができるようになったことをいいます。
具体的には、電力自由化となる前まではその地域の大手電力会社から電気を供給してもらうことが決まっていたのですが、電力自由化になった2016年からは好きな電力会社を選べるようになりました。

電力自由化以降、新たに小売電気事業者(電気を販売する企業)のことを「新電力」と言います。
経済産業省の公表によると、全国に登録されている小売電気事業者数は731社とのことでした(令和5年8月14日時点)。
◎経済産業省 「資源エネルギー庁ホームページ」より:登録小売電気事業者一覧|電気事業制度の概要|資源エネルギー庁 (meti.go.jp)

しかし、数ある電力会社の中から、ご自身の生活スタイルや電気の使用量に適した新電力を探すことは非常に難しいかと思います。
そこで、おすすめなのが複数の会社から最適なプランを複数比較してくれるサービスを使うという方法です。

【価格.com】
 
価格.comは、株式会社カカクコムという会社が運営しているサイトで、日本のプライム市場に上場している1997年に創業された老舗の会社です。
電気やガスの電気比較シミュレーションのサービスを提供しており、実績も豊富で昔からあるサービスの一つだといえます。また、上場していることから安心して利用できる会社です。
◎価格.comサイト:電気料金比較|電気代節約につながる電力会社を探そう – 価格.com (kakaku.com)

【エネチェンジ】


エネチェンジは、ENECHANGE株式会社という会社が運営しているサイトで、日本のプライム市場に上場している会社です。電気やガスの見直しができるサービスで、現状としてご家庭の電気見直しサービスは全国どの地域でも対応しており、郵便番号を入力することで簡単に比較できるのが特徴です。また、上場している点も安心して利用できるといえます。
◎エネチェンジサイト:電気・ガス見直しサイト「エネチェンジ」 電力会社・ガス会社を比較! (enechange.jp)

余談ですが、エネチェンジのサイトはファイナンシャルプランナーである私が実際のお客様の電気代を見直すときにお伝えしている方法の一つです。
ちなみに、自分自身の自宅も2023年5月ごろにエネチェンジを経由して電力会社を切り替えました。変えた理由としては、電気の市場価格が落ち着き始め安定してきたと考えたためです。

エネチェンジの魅力は、定期的にキャンペーンも実施していたりしますのでキャンペーン期間中にサービスを受けるとさまざまな特典なども受けることができます。ただし、キャンペーン目当てではなく、毎月の電気代が安くなるという目的で変更することが大切です(※電気を切り替えた手順については別記事で解説します。)

ご自身に合った新電力プランを見つけることができれば、大幅な電気代の見直しが見込めますので、「電気代が高くてキツい」とお悩みの人は、ぜひ電力会社の切り替えを検討してみてほしいと思います。
くれぐれも、新電力に切り替える前には、解約時の違約金の発生や契約条件などがあるかなど、契約プランについての注意点を読んでおくようにしましょう。

 

5.節電グッズを活用してみる(上級編)

さいごに、一人暮らしの人でも生活で役立ちそうな節電グッズを紹介します。

・節電タップ

使わないコンセントのスイッチを消しておくことで、待機電力を節電できます。
待機電力は、ご家庭で消費する電気の約6%にものぼると言われており、節電タップで約8時間節約をオフにしておくと年間約900円近くの節約できるとのことでした。
使用しないときはOFFにしておかなければ節約にはなりませんのが、コンセントを抜く手間も省けて一石二鳥でしょう。家電屋さんで1,000円ほどで購入できます。


遮光カーテンとは、外からの光や外気温を遮断してくれるカーテンのことです。
遮光カーテンをすることで、部屋全体が夏は暑くなりにくく冬は寒さを通しにくいという特徴があります。
そのため、少しの冷暖房でも年中快適に過ごすことができ冷暖房のムダな運転(温度)を節約することが可能です。
最近では、1,000円程度で購入できるものもあうようで、おしゃれなデザインの遮光カーテンも多く取り揃えているようでした。

・ソーラーモバイルバッテリー(充電器)

ソーラーモバイルバッテリーは太陽の光を充てると充電することができます。
部屋の中で、日中陽ざしが当たるところに置いておけば、自動的に充電できる優れものです。
一つ持っておけば、外出時やレジャーのときにもスマホなどを充電できます。(※ちなみに、基本はコンセントで充電するようです‥。)
ですが近年では、防災グッズとしても大きな注目を集めているようです。写真は、DAISOで1,000円(税抜)ほどで販売していました。

 

さいごに

電気は私たちが快適に生活をする上では欠かせないものです。
生活の中で少し意識を向けてみるだけでも、長い目でみれば大きな節約効果が期待できます。
ぜひ、できるところから無理のない範囲で実践してみていただけますと幸いです。

『光熱費をもっと安くしたい!』
『その他の支出を見直したい!』
『貯金できるようになりたい』

もし一つでも当てはまるお悩みなどがありましたら、ぜひ1度、ファイナンシャルプランナーの弊社にお考えをお聞かせください!一緒に【家庭の省エネ】に向けて解決の糸口を見つけていきましょう。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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