【僕がFPになったきっかけ】 30代 のCFP®認定者としてできること

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FPとしての想い

私の目標は、私と携わってくださる人の家計が、『今よりも少し豊かになってほしい!
という想いで、FP活動をやってこられています。


具体的には、その人の状況や考えに合った家計管理の方法×長期での資産形成=ハイブリット戦略で、自分自身が理想とする人生設計のサポートこそが、FPである私ができる役割です。

これまで相談者の人との出逢いを通して、本当に皆さん(大なり小なり)お金の悩みを抱えていることを実感して参りました。
そして、ひとりひとり異なるお金にまつわるお悩みの、不安解消にあたりたいです


父にがんがみつかる

このバード商会という会社は、もともと父の会社です。
その父に、去年膵臓がんが発覚しました。たまたま違う先の病院で出会った先生に精密検査をおすすめされ紹介状を書いてもらうことに‥。その後、大きな病院で検査して発覚しました。
言われたときはショックで頭の中が真っ白でした。まさか父が、、それも膵がん。。想定よりも最悪の事態でした。

そのときに父が一番心配していたのは、今後の費用面のことでした。幸い、FPの勉強をしていたこともあり、僕はその点だけはどうにか冷静でいれたのです。

ですがそのときに「人間どうなるか分からない」ことを、身をもって痛感しました。
一度きりの人生、良かったと思える人生にするためにもライフプランを考えてみませんか

エフピー』を目指した3つのきっかけ

この業界を目指すにあたって、よく「若いのになんでFPになろうと思ったの?」と聞かれます。
なぜFPを目指そうと思ったのか、ぼくの大きく3つの原体験です。

お金のことを考えるのが好きな子どもだった

もともと、小さいときからお金のことを考えるのが好きな子どもでした。
中学生のころ、学校の授業中に「お年玉をもらったら何にいくら使って、いくら貯金できるか」など考えていたことを覚えています。

親戚が集まったときには、肩もみをしておこづかいをもらって、貯金箱に貯めるのが好きでした。いま思い返すと完全なる黒歴史ですが‥(笑)
ただ大人になったいまも変わらず、日ごろから金銭管理を考えていたことが、今の家計管理の興味へ結びついているかもしれません。

「ガス止め」の苦い経験

ガス代を払わない人は、お客様ではない?
大学卒業後、ガス会社へ入社した僕は2年目を迎えて担当エリアを持ちます。
ガス代を払っていない人には、毎月督促状を出すのが決まりです。期日まで振込もしくは何の連絡もない場合には、ガスを止めます。また、入居時にお預かりする保証金で相殺できない場合、いかなる理由があろうと即刻ガス止めです。

そうしなければ、担当者の管理怠慢となります。そうはいっても、道や電気と同じようにガスも日常生活を送るうえで欠かせない生活インフラです。

とくに辛かったのが、知り合いになれたお客さまであっても、未払いが続けば自宅のガスを止めなければならなかったこと。
当時の未熟すぎた私は、「そのやり取り」が好きではありませんでした。

ですが、すごく大事な業務だったことも今となっては理解できます。この業務を経験させてもらったことで、さまざまな家計の形があることを知ることができたのです。

『150件以上』ご家庭の光熱費削減

入社3年目でお家のエネルギー診断のリーダーを担当します。
ご家庭の光熱費見直しを提案するなかで、お金まわりの知識が業務でプラスになる場面が多く、お客さまに『去年よりも安くなったよ、ありがとう』といっていただけることが、大きなやりがいでした。

これが、FPを学び始めた直接的な最初のきっかけとなります。【家計の料金を安くすることが楽しい】と感じ、丁度このときに数字の面から改善できるFPという職業があると知りました。しかし、その後支社へ転勤となり、毎日の出勤が苦痛になるほどの挫折を味わいます(これはまた別の機会にでも‥)。

会社を辞めてから、久しぶりに昔担当させてもらっていたお店にご飯を食べに伺うと、制服も着ていない、もう何年も会っていないのに、「ガス屋さんですよね‥?」とお声がけいただきます。
「覚えてくださったんですか?」と尋ねると、「良い仕事してもらったので。お店すごく助かっているよ、あのときはありがとう」と言われ、涙が出るほど嬉しかったです。

CFP®資格とはFP2%が保有する上級資格

CFP®資格とは、日本FP協会が運営する民間資格で、FP資格のなかでは最高峰です。


出典)LEC東京リーガルマインド 「ファイナンシャルプランナー資格の種類」より

CFP®資格は国際ライセンスで、世界でも幅広い国に認知されています。


出典)日本FP協会 「FP資格取得を目指す」より

アメリカ=医者・弁護士・CFPとも言われるほど権威ある職業

家計管理に積極的なアメリカでは、『1家に1FP』と言われるほど、FPが国民の人に根強く浸透しており、家計の家計管理から資産管理まで一括して専属のFPに任せているとのこと。
投資を小さいころから義務教育で教える文化の違いも大きく影響してそうですね。

日本でCFP®認定者は約26,000人

 FP資格の保持者は全国で約150万人といわれますが、そのうち2023年末で日本のCFP®認定者は26,092人です。


出典)日本FP協会 「FP資格取得を目指す」より

30代 でFP事務所を運営するCFP®は希少

30代 は全体の約15%程度で、全体だとCFP®認定者の数は約4,000人前後だといえます。

出典)日本FP協会 「データで見るFP資格」より

そのうち、独立してFP事務所を運営している人は、わずか7%という結果でした。

出典)日本FP協会 「データで見るFP資格」より

つまり、30代 で独立系FP事務所を運営している人は、全国で約320人程度と本当に希少です。

経験という意味では長年の人に劣ることもあるかもしれませんが、同じ同世代だからこそわかる部分も多いと考えます。何より、長年にわたって一緒に併走できるのですから!

バード
金融商品を一切販売しない立場で、『お客さまファースト』の姿勢を貫きながら、1世帯でも多くの家計に還元できるよう頑張ります!

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エピローグ
いまは人生100年時代とも言われています。
「老後2,000万円問題」、「物価上昇」、「上がりにくい給料」‥これを言うと波風がたつかもしれませんが、本当にいまの20代・30代(私たち世代)は、良くも悪くもすべてが自己責任で片付けられてしまう世代でもあると感じています。

私はいま30歳ですが、会社員時代→自営業の2つの経験をしました。そしていまのNISA・iDeCoのような制度を知っている人は共感いただけるかもしれませんが、実情を学べば学ぶほど現実はかなり残酷だと言わざるを得ません。

いま、【お金と向き合うかどうか】で、将来ものすごい格差が生じると感じています。そしてすでにその差は、現時点ですでに大きく開き始めていますだからこそ私は、とくに私と同世代の20代・30代の人へ、最低限の家計管理スキル・資産形成の大事さをお伝えしたいです。

バード
本当に伝えたいことなので、繰り返しですみません!(_ _)

さいごに、20代という貴重な時間のほとんどをFPのインプットに費やし、FPの最高峰であるCFP®資格、1級FP技能士を取得しました。
自分自身も20歳のころに投資を始めて約10年目となります。そこで経験した失敗なども、お伝えできれば幸いです。

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本日もお読みいただき、
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

FPの流儀のアバター FPの流儀 有限会社バード商会

「バード商会」はもともと私の父の会社です。
バードは、大空を自由に飛ぶラッキーモチーフの象徴ともいわれています。
私と携わってくださる人の家計が「ほんの少しでも豊かになるように」という想いを込め、バードという社名を引き継ぎFPとして相談業務、ライフプランの作成、執筆業務等を行なっています。
皆さまの家計に、経済的な自由(Freedom)と幸運(Prosperity)を提供できるよう尽力して参ります。

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