お問い合わせ
※ご返信はなるべく早い返信を心掛けておりますが、1~2営業日ほどかかる場合がございます。
投資やってみたいけど難しそう…
どうやって新NISAで将来の準備をしたらいいの?
この記事では、こういったお悩みが解消できます。
【記事を書いた人】
・独立系FPの事務所を運営
・金融ライター実績多数
・上級資格CFP®/FP1級技能士保有
・投資歴10年目
日本証券業協会によると、2024年の6月から7月に18歳以上の7000人を対象に実施したアンケート調査は、以下の通りです。
出所)日本証券業協会
つまり約4人に1人が投資をしているという結果が伺えました。
最近の物価高や円安で生活に影響が出ている人が多い中、「頭では何かしないといけないのは分かっているんだけど、「なんとなく面倒くさいな‥」って感じていませんか?
始めるのが面倒くさいと感じてしまう原因の一つに、知識をつけてから始めなきゃいけないと思っているのではないでしょうか。FPの私がこんなこと言うべきではないのかもしれませんが、最低限のことさえ抑えていればあとはやりながらでも補っていけると考えています。
なぜなら今回お伝えする積立投資なら、一度設定さえすればあとはほぼ何もすることがなくて、やること自体は超シンプルだからです。
なぜ今回30代・40代向けかというと、まさに私自身がFPを目指した理由の一つでもある同世代の方に早くから資産形成の大事さをお伝えしたいからです。
私自身、社会人になりたての頃にこの先の将来をすごく悲観していた時期がありました。でも資産形成を実際にやってみてわかったことがあります。それは、もちろん資産を中長期でじりじり増やせるワクワク感を味わえるというのはあるんですが、何より将来へのお金の不安を解消できたことで昔よりも今のほうが心が前向きになったんです。
私と年齢が近い30代・40代の方は、これから色んなライフイベントがあるかと思います。今後の人生を時間的にも心にも余裕を持った日々を送るため、未来への自分自身やご家族のためにも腰が重いかとは思いますが、ぜひ本日お伝えすることを実践してみてください。
いきなり結論ですが、本日お伝えしたいことは「投資を始めるなら、お金に執着するな」というちょっと衝撃的な話です。
「利益を出すために投資を始めるのに、お金に執着しちゃいけない」って何言ってるの?と思われるかもしれません。なぜこう言うかというと、投資は常に冷静な判断ができるように平常心でいることが大事だからです。
もし投資を始めた直後に「1万円下がった」場合、あなたならどうしますか?恐らく「当初イメージしていた最悪なパターン」かもしれません。自分の身銭を切った大切な資産がなくなるのだから、当然怖いですよね。でもみんな勝ちたいと思って投資してるわけで、下がったときはみんな怖いはずです。
投資には元本割れするリスクはありますので、もし仮に1万円下がってしまっている状態でも「まぁ、最初はしょうがないよね…」と思えることが大事なマインドとなります。
そもそも投資をはじめる理由って「今すぐ生活を豊かにしたい」「お金稼いで遊びたい」など、どうしても短期間で金銭を得たいほうの欲求が強いのではないでしょうか。
短期間で儲けたいと思うのが決して悪いという意味ではありませんが、この状態は目先のお金だけに意識がいきがちで、言い換えるとお金に執着してしまっている状態ともいえるかもしれません。
このような状態では、マイナスになっていてもあるいは利益が少しでも出たら売却してしまったりと精神的に投資を継続しにくいです。
何が言いたいかというと、ぜひ中長期の目線を持ってほしいということです。中長期の目線になることで、先ほどの1万円に対する執着心をいったん手放すことができて、目標へ向けて継続しやすい状態を作ることができると思います。
何が何でも1万円下がるのを見たくないと思う人は、はじめのうちはもっと少額から始めてみるのもおすすめです。今は100円からポイントでも投資できるので、必ずしも手元にまとまったお金がなくても始められますので、まずは自分のペースで無理なく始めてみることを意識しましょう。
結論、30代・40代は新NISAを活用する目的は、自分を含む身近な方の人生の選択肢を増やすことです。
もっと具体的に言うと、「これから起こりうるライフイベントにワクワク感を持って備えられること」だと考えています。
現在は生き方も多様化していて、働き方や生活スタイルを選べる時代ですよね。そうはいっても、社会保障制度など守ってくれるものが少なくなっている今、自分の資産は自分で守っていく必要があります。
アニメのワンピースで登場人物クロコダイルのセリフに「守りてェもんはしっかり守りやがれ!」というものがありますが、まさに投資をする意味がこの言葉に詰まっていると思っています。
出所)いらすとや
中長期で資産形成することが、自分や家族の生活や色んなやりたいことの選択肢を増やせる手段になり得るのです。
30代・40代の方の運用方法としては、全世界株式やアメリカのS&P500などの株式で運用する投資信託でインデックス運用を行う王道の投資方法をおすすめします。
「でもちょっと待って。株式って、かなりハイリスクでリスキーな投資じゃなかった?」と思われるかもしれませんが、これは仰る通りです。私も投資を始めたての頃に株取引で損をした経験があります。
なので、2つだけ前提条件があります。前提条件というか絶対条件です:
この2つの条件は何とか守れそうだな、と思える方は、すでに資産形成の才があるんじゃないかと思います(笑)
とはいえ、なぜ株式で運用すべきなのか?
新NISAで運用するメリットは、運用して出た利益はすべて非課税となることです。つまり、期待リターンが高ければ高いほど非課税の恩恵をよりもっと享受できるのです。
せっかくの新NISAを最大限活用できるためにも、制度内容について簡単に要点だけを見ておきましょう。
出所)日本経済新聞
なので、2つを併せて年間上限としては360万円まで非課税枠で投資できます。
基本的な新NISAを利用した運用方法ですが、
成長投資枠はまとまったお金を「一括で投資する」ようなイメージがあるかもしれませんが、『つみたて投資枠』と『成長投資枠』の両方でつみたてができますので、極論2つの枠を併用しながら、同じ商品で投資できるということです。
補足ですが、一括投資をしたい場合でも、『つみたて投資枠』『成長投資枠』のどちらの枠でも一括投資は可能です。
よくXなどでは、「新NISAは入金ゲームだ!」なんてポストを見かけますが、確かにイメージとしては面白いなと思っています。30代・40代の方であれば、無理のない範囲でご自身が継続して積立できそうな入金額がベストです。
とはいえ、はじめは「無理のない範囲って具体的にどのくらい?」って思われるかもしれません。リスク許容度は人によってもさまざまですが、一つの目安としては「何となくキツいな…」と感じる場合は投資に回しすぎている可能性がありますので、一度金額を見直してみましょう。
結論、「少額であればやってみてもいい」と思います。興味を持つこと自体はすごくいいことだと思うからです。もしやってみるとしても、最初のうちは少額から始めて無理のない範囲で始めて、決して無茶はしないと決めておくことが大事です。
「とにかく損したくない」「でもじりじり資産は増やしていきたい」のであれば、特に投資の比率を意識しておきたいところです。
とはいえ、この投資比率ってイメージつきづらくないですか?私は当初、どうやったらリスクを最小限にじりじり資産を増やせそうかという資産配分で結構悩みました。
資産配分とは、投資する際の運用目的に保有している内容や組み合わせのことで、カードゲームで例えるなら、デッキのバランスみたいなイメージです。
悩みに悩んで行き着いたのが、コアとサテライトの2つに分けて投資を実践するという戦法でした。これはコア・サテライト戦略とも呼ばれますが、簡単に言うとあらかじめ「守り」と「攻め」の資産配分を決めてそのルールに基づいて運用するような方法です。
もしかしたら私と同じように資産配分で悩みを持たれる方がいらっしゃるかもしれないので、参考程度にお伝えしておくと現在の投資比率はこんな感じです:
ざっくりなイメージとしては、コアで資産を守りながら時間をかけてじりじり増やし、サテライトで攻めの資産を掛け合わせて、資産形成を少し加速させるような感じです。
一般的にも守りのコアが7割、攻めのサテライトが3割程度が比率が望ましいと考えられているようですが、年齢や投資の目的によっても異なります。
私自身は、攻めのサテライト部分で株式やNASDAQ100などの投資信託などを購入しています。あとは仮想通貨など、最低限の相場観を知っておきたいという理由で、少額でやっているという感じです。
ちなみに以前私の友人から、株主優待投資に興味があると言われたことがあり、最初であれば1株からでも購入できて優待がもらえるものも中にはあります。
とはいえ、はじめから個別株投資はリスクが高めなので、もしやるにしても必ず余裕資金でやることが前提で、欲が出るとついつい自分のリスク許容度を超えるリスクを取り過ぎる可能性も考えられるので、できればコア・サテライト戦略のようにあらかじめ比率を決めておくことが望ましいです。
攻めのサテライト部分の比率を守っていれば、仮に下がっても最小限のリスクでコア部分で資産を守りながら中長期で資産形成を行えるはずですよ。
30代・40代の方が気になるのは、「どうやって新NISAを使ってライフイベントに備えたらいいの?」ということではないでしょうか。
中でも、人生の3大イベントは次の通りとも言われています。
今回はこの3大イベントについて、新NISAを活用しながら準備するシミュレーションを交えながら見ていきましょう。
お子さんがいたら、必ず将来必要となるのがこの教育費ですよね。
教育費の目安は、1人あたりの教育費は1,000万円以上は必要になるとも言われています。
令和3年度の文部科学省が公表している幼稚園から高等学校における公立と私立の各1年間の学費によると、幼稚園から高等学校まで足してみると15年間の学費総額は、
さらに大学進学先の平均費用は、こちらも令和3年度の文部科学省が公表している資料は以下のとおりです。
出所)文部科学省
それぞれ進学先によっても大きく金額が変わることを前提としても、仮に大学まですべて公立で進学したとしても、大学を卒業するまでに約827万円かかることがわかりました。
あくまで参考程度ではありますが、お子さんの教育費は1人1,000万円位は必要だということをイメージしておくと良いでしょう。
こう考えるとやっぱり学費って高額ですよね。でも、高校生までのお子さんがいらっしゃるすべての親御さんに朗報です!2024年10月から児童手当が大幅に改正となりました。ポイントは大きくこの3つです。
出所)子ども家庭庁
出所)子ども家庭庁
【受け取れる児童手当の総額】
これはお子さんがいらっしゃるご家庭には、めちゃくちゃ大きな変更ではないでしょうか?
もし、この児童手当を新NISAの資金に充当できた場合の資産運用シミュレーションを2パターンで考えてみました:
出所)金融庁シミュレーションより筆者作成
つまり、月3万円を18年積立てられれば、教育費約1,000万円近くの金額を捻出できる可能性が高まるということです。
また、実際に児童手当は18歳になった年の3月末まで受け取りができますし、わりと保守的な4%の利回りで計算していますので、かなり再現性が高いかと思います。
理想は大学進学時に株価がバブル状態で学費を取り崩したいところですが、株式市場の暴落に備えて最低限必要な金額はきちんと現金で確保しておくことが望ましいです。
もし仮に手元資金の確保が難しければ、奨学金を活用するのも有効な手段かと思います。超低金利でお金を借りられるので、一時的な暴落でも進学はさせてあげられますし、株価が元に戻るまでの期間運用を行えるからです。
以前はジュニアNISAなどがありましたが、今は新規での利用はできません。またせっかくなら非課税になる新NISAを活用したいところで、新NISAを利用できるのは18歳以上ですので、なるはやで親が教育資金を貯めてあげられれば理想でしょう。
ちなみに、現在高校生のお子さんがおられる方や、これまで所得制限で児童手当を受給できていなかった方なども来年の2025年3月31日までに申請すれば、2024年10月分からの拡充分の児童手当を受け取れるので、必ず忘れないうちに申請しておきましょう。
私自身、大学は奨学金を利用しながら通わせてもらいましたが、このように数字に置き換えて考えたら、親の偉大さを改めて感じます。お子さんがいらっしゃれば、将来必ず必要になるのがこの教育費ですので、なるべく早いうちから教育資金の準備をしておくことで、学習環境を整えてあげることができるかもしれません。
最近では、若い世代の方でも、この先どうなるのかさえ読めないから老後への不安を強く持っているという方も少なくないのではないでしょうか。
結論から言うと、30代、40代の方はこれから老後へ向けた準備は充分時間があって、少しずつ準備を始めるのにベストタイミングだと思っています。
以前、老後2,000万円問題が大きな話題となって老後への不安を覚えた方もおられるかもしれませんが、少し変化が見られたように思っています。
2023年度最新の家計調査報告の家計収支によると、65歳以上の高齢夫婦無職世帯は月37,916円の赤字でした。
出所)総務省 「家計調査報告の家計収支2023年度」
つぎに、高齢単身無職世帯では月30,768円の赤字でした。
出所)総務省 「家計調査報告の家計収支2023年度」
仮に老後の期間を65歳から95歳までの30年間で考えると、
つまり、資料をもとにすると、老後に必要な資金は夫婦世帯だと約1,400万円、単身世帯なら1,100万円弱が必要だと読み取れます。
仮に現在40歳の方で、一般的な年金受給開始年齢である65歳まで毎月3万円を年利4%で25年間運用した場合のシミュレーションは、約1,542万円(運用益642万円)となり、まとまった老後資金を用意できます。
出所)金融庁シミュレーションより筆者作成
定期売却サービスなど、新規の積立はストップして毎月一定額を取り崩しながら運用を続ければ、さらに資産寿命を延ばせるでしょう。
もちろん、先ほどの老後の年金収入と老後の支出は平均にすぎませんので、実際にどんな老後を送るかによっても必要な老後資金は変わってくるかと思いますが、30代・40代から始めれば老後は豊かな生活を実現できる可能性は高いかと思います。ぜひ一つの参考としてみてください。
(教育費・老後ときて)残りの3大支出の一つは住宅購入ですが、30代・40代になるとマイホームを購入されている方も多いはずです。
今回は、「新NISAで将来のマイホームの返済資金の足しにする」という趣旨の場合、あくまでも個人的な極論ですが、今後さらに金利が引き上げられたとしても、中長期での積立ての利回りが金利の引き上げと同率以上になればいいのではないかと考えています。
日本では、2024年の3月に長きにわたったマイナス金利が解除され、17年ぶりに日本銀行による金利の引き上げが行われました。いわゆる「これまでのような金利のない世界」から「金利のある世界」になりました。
住宅ローンを組んでいる人にとって最も気になるのは、「今後金利どうなるのか?」という動向かと思いますが、実際に10月より各大手銀行5社は、変動金利の引き上げに踏み切りました。
出所)日本経済新聞社
将来的に金利がどうなるかを予測するのは難しいですが、仮に引き上げられたとしても引き上げられる金利にはそれなりに限度があるという見方を示す専門家も少なくありません。
金利は自分でコントロールできませんが、仮に今後金利が上がって家賃が高くなったとしても、それに対応できるよう今から備えておくことはできるはずです。
たとえば、MSCI全世界株式インデックスのリターン率は円ベースだと過去30年間で約9.7%でした。もしあなたが30年前に全世界株式に100万円投資していれば、現在の価値に直すと1,587万円になっています。
出所)MyINDEXより筆者作成
補足ですが、このデータはマイインデックスというサイトで調べた2024年9月末時点のもので、直近だと円安による為替の影響や半導体ブームを中心とした米国株を代表する7社のマグニフィセント・セブンなどの躍進によって、市場が良すぎてややリターン率が高くなっている背景もあるはずです。
実際にはこの30年の間に、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックといった暴落局面もあり、2008年のリーマンショックの年次リターンは約52.9%も下落していて、市場は好調なときばかりとは限らないことが分かります。
出所)MyINDEXより参考
とはいえ、上げ相場と下げ相場の両方を体験した過去30年間でみると、長期投資であればマイナスになっておらず、年利3~7%は期待できる可能性は十分高いといえるでしょう。
話を戻すと、金融機関によっては住宅ローンは40年、最長だと50年のローンなどもあるようです。お手元に10年以上使う予定のないお金があれば、ただ銀行に預けておくよりも運用に回した方が将来の住宅返済の足しになりそうですよね。
基本的に、住宅ローンを組むときには団体信用生命保険を組まれるかと思うので、世帯主に万が一のことが起これば、そのあとの住宅の支払いは免除となりご家族が住まれる家は守られます。
なので、老後が近づいてきてご自身のライフプランが見えてきたり、定年が近づいてきたらそのときに運用収益でローンの繰り上げ返済などを行うのも一つの方法だと思います。
にも、新NISAの一部を売却することで資金を工面できますし、その翌年には非課税枠が復活するのも大きなメリットです。
仮に住宅購入後は家計の状況によっては一旦新規の積立はストップしたとしても、そのまま運用だけを行なうことも可能ですし、また家計に余裕ができれば自分のタイミングで再び積立を開始することもできますよ。
とはいえ、金利や経済状況がどう変化しても対応できるように、余裕を持った住宅返済計画を立てておき、並行して資産形成しておくことが望ましいと思います。
ここまでシミュレーションを見てきて、「早めに準備すれば何とかなりそうかも…」とワクワクを感じていただけたら嬉しいですが、同時に「ほったらかしの積立投資で将来こんなに貯まるなら、簡単じゃない?」と思う方もいるかもしれません。
実は、この継続こそがほんとに難しいのです。
FP相談会でも、「以前していたけど、途中でやめてしまった」というお声をよく聞きます。だからこそ大事な部分なので繰り返しになりますが、何のために投資するのかをしっかりと目標設定しておくことが大事で、ぜひ将来の楽しいことをイメージしながら継続していただければと思います。
なぜ、継続することが大事なのかというと、チャールズ・エリス作「敗者のゲーム」という本を読んだのですが、過去30年間で市場の最も好調な10日間に居合わせるだけで優秀なパフォーマンスを期待できるということがわかります。
出版)日本経済新聞 チャールズ・エリス 著
出版)日本経済新聞 チャールズ・エリス 著
中長期で投資をしていれば、相場が良いときも悪いときも両方経験することになるかと思いますが、とにかく市場にいなければそのチャンスもなく、市場に参加さえしていればいつかきっとチャンスが巡ってくると教えてくれた本です。
いまは、
色んな方のお話をお伺いするとこれまでは考えられなかったことで、身近に投資できる環境がいかに有り難いことかを改めて感じています。
私が現在投資をしているマインドは、世界成長の動向を見ることができるというワクワク感と、世界経済がさらに発展すれば投資をしている自分自身にも還元される、労働で稼いだお金を投資に回して二人三脚で頑張るというイメージで、将来の目的に向けて楽しみながらコツコツ積立しているという感じです。
これまでマイペースながら投資をやってきて、個人的に自分で投資してみて良かったなと感じているメリットについても少しお話しさせてください。
人によっては投資がステータスの一つになることもあるかもしれません。それはさておき、経済に強くなると、ちょっとした空き時間でニュースなどを見れば情報が入ってきやすくなって、ビジネスシーンなどで「よく知っているね…」と仕事上でのアピールポイントや評価にもつながることがあるかもしれません。
私自身、どちらかというと雑談とかあまり得意な方ではないのですが、社会人になって話題に困ったときに助けられた場面は結構ありました。
投資をしたことによって、大体のリターンとリスクなど、良くも悪くも相場感というのが何となく見えるようになりました。
最近は、高齢者の方だけに限らず若者を狙った投資詐欺なども増えていて、老若男女を問わず被害に遭うケースが多発しています。国としても注意喚起は出していますが、色々なパターンがあって、一見まったく詐欺に見えない事例も多いようです。
とくに投資詐欺などでは、元本保証や100%儲かるみたいな甘い話もあるようですが、実際に投資をやってみたり、ある程度の金融知識が身についていればトラブルに巻き込まれる可能性を未然に防げる可能性も高まるのではないかと思っています。
とはいえ、私もどちらかといえば騙されやすいタイプなので「明日は我が身」だと思って、油断禁物だと思っています。もし身近で、ちょっと怪しい、大丈夫かな?と思うことに遭遇したときは消費生活センター(電話番号:188)に相談してみるのもおすすめです。同じような苦情が寄せられているケースもあるかもしれませんので、一人で悩まずにまずは相談してみることを心がけていきたいですね。
本日は、「忙しい人のための新NISA:30代・40代から始める資産形成の目的別シミュレーション」というテーマで解説してきましたが、来たるライフイベントなどに向けて、目的から逆算して資産形成を考えることが大事です。
投資を始める前に、
この2つを意識しながら、今も未来にも希望を持って資産形成していただければ幸いです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!
光熱費の見直しや家計改善に関しての
ご意見・ご質問・ご相談は、
以下よりお問い合わせください。
記事の執筆や監修業務も承っております。まずはお気軽にご相談ください。
※ 個別相談は無料です。
※ zoomでのオンライン面談となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆