こんにちは、FPのたけです。
今回は、皆さんにご紹介したい本があります。
人生100年時代に備える書籍
【TOP2%のFPだけが知る一生モノの資産形成バイブル】という本です。
この本は、お金の知識を身につけたい方はもちろん、特にFPとしてこれから活動しようと思っている方、すでに活動している方にこそ手に取って読んでいただきたい本だと感じました。
この本には、長年FPとして活動されて来られた経験をもとに
最前線で活躍されてきたからこその『想い』をもとに、ストーリーが展開されています。
著者の方のプロフィール
著者は、東京都で独立系FPとしてご活躍中の川島登美子さんです。
『お金の備え』として、使う、殖やす、守るという3原則をもとに、資産運用の大切さと必要性をこれまで10,000人以上の方々にお伝えして来られました。
また独立系FPとして、生命保険や住宅ローンのご相談、また投資信託の取り扱いや確定拠出年金のコンサルティングおよび実行支援、上記の金融教育といった、多岐にわたって活動されています。
私自身、この著者である川島先生に、お金の知識はさながら、FPとしてのマインドや伝え方など様々なことを教わっています。
ライフプランとは何だろう
前提として、ライフプランを描いて欲しいということが提唱されています。ライフプランとは、あなた自身がどのように生きていきたいのか‥いわば『人生の計画』を指します。
このライフプランを描くことがお金も心も豊かに過ごすことに繋がります。
その実現の手助けやお手伝いができるのが、経験を積んだ独立系FPです。
最近よくSNSなどで、人生のライフプランに「FIREをしたい!」という方を良く見かけるようになりました。
FIREというコトバの意味を知っている方の中には、そう簡単にできるものではない、仕事を全くしないのはありえない、など色々思うことはあるかもしれません。
私自身は、将来FIREを意識することは悪いことではなく、むしろ時代を先取りした真っ当な考え方ではないかと感じます。なぜなら先が見えないからこそ、そのように考えることは当然の事ではないだろうか、と思うからです。
ただ少し注意しなければいけないと思う点は、FIREが手段ではなく目的になってしまうことです。
折角FIREをしたいと思うなら、FIREをしたら自分は何をしたいのか?
ご自身のライフプランも一緒に考えてみることで、楽しみながら目標に近つけるかもしれません。
このように言う私自身も、まだまだ目標ががっちりと明確に定まっているわけではありませんが、以前よりも将来何をしたいのかについて考えることは増えました。
中身を細かく言うことはできませんが、どんなあらすじなのか、また個人的な感想を織り交ぜながら、ざっくりでもお伝えできればとおもいます。
FPの方へ向けたメッセージ
まず著者の方が実際に経験された事例をもとに書かれており、若い方が将来のお金に漠然とした不安を持ち、現状や将来想定されることなどをヒアリングしながら問題解決にあたっていきますが、それと同時にFPとしてもっと何ができるだろう?と推察するシーンがあります。
そして、どの家庭でも身近に起こりうる事例が取り上げられており、今後日本でもお金に関しての相談が増えていくだろうと感じられました。
そして、独立系FPとして、ご相談者の方にどういった意志をもって向き合うべきか、経験を踏まえて伝えられています。
そしてお客様のコンサルティングをする以上、日々の研鑽は何よりも大切なことだが、これからは資産形成の部分はFPとして求められる必須な能力ではないかと強く感じました。
一般消費者・個人の方々へのメッセージ
冒頭では、最近話題になった『老後2,000万円』という問題がなぜ出てきたのかその謎を、数字で逆算しながら分かりやすく解説されています。
何より、人生の大きなイベントの時には多くのお金がかかることが予想されます。
ライフイベントごとに、どのように備えればいいのか、どう考えればいいのか、など自分に置き換えてみたときに多くのヒントをもらえるとおもいます。
『将来の漠然とした不安はあるけどその不安がどこからきているか分からない‥』
これらの悩みやモヤモヤを、きっと払拭できるような内容で構成されています。
目次ですが
(※ご本人に著作権の許可を得ています)
どうでしょうか?どれも人生において悩みどころの部分ではないかと思います。
各テーマごとに、メリット(良いところ)とデメリット(悪いところ)が書いてありますので、本質的な部分について悩みを持たれている方にとっては、きっとスッと入ってくるような内容になっているとおもいます。
『ライフイベントに応じてどうやって資産形成をしていけばよいのか?』
その具体的な方法を分かりやすく図や表を入れて考察されているところ、またこれまで初心者の方にも教えてこられている経験から、非常に読み進めやかったです。
この点が、資産形成の制度や数字だけを提示しているような自己満足で終わる本と明らかに違う部分です。
まとめ
私自身、読み進めていくうちにそのように考えれば良いのか‥という目から鱗のことばかりでした。特に、興味深いところは『資産運用の誤解3つのパターン』について言及してあり、お金と心理的な部分は深い関わりがあるのだと学べました。
資産形成の大切さや正しいリスクなどを教えることは、ほんとうに簡単なことではないとおもいます。
しかし、これを多くの方に伝えていくことがFPの使命でもあると本を通して確信しました。
個人の方々はもちろんですが、私のような駆け出しのFPにも是非手に取って読んでいただきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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