こんにちは、FPのたけです。
ちょっとよく分からないようなタイトルを付けてしまいましたが‥日常生活から健康に気をつけている、という方にこそ是非知っていただきたい制度があります。
セルフメディケーション税制という制度です。
セルフメディケーション税制とは
・対象目的→健康の維持や病気の予防を行なうすべての人
・対象期間→1年間(その年の1月1日から12月31日まで)
・対象商品→1年間に購入した市販薬(スイッチOTC医薬品)
・対象金額→年間合計額が12,000円以上を超えた金額が所得控除の対象(上限88,000円まで)
・対象範囲→同一世帯(家族)で合算が可能
セルフメディケーションとは、世界保健機関(WHO)が『自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること』だと、このように定義されています。
自分の身体のことは自分がよく分かるといった言葉をよく聞きますが、【軽い症状なら市販薬を使って健康維持をしよう】という意味合いのようです。
所得控除を受ける場合に必要な3点
①購入時のレシートや領収書を取っておくこと(電子決済などの場合は、購入したことがわかるデータ等を保存しておくと良いでしょう)
②控除を受ける年に「特定健康診査」「予防接種」「定期健康診断」「健康診査」「がん検診」のいずれかの1つを受ける
③確定申告に行く(※医療費控除とは併用ができない点は注意です‥)この制度は、医療費控除の特例の一つとして設けられたために併用できないのではないかと思います。
適用される商品
かなり多くの種類の商品が、セルフメディケーション税制の適用となるようです。
↓このマークがパッケージに表示されていれば、対象商品です。
※日本一般用医薬品連合会より出典
またドラッグストアやスーパーだけではなく、ネット通販(楽天やAmazon等)で購入しても、対象とのことでした。
最近ではポイントもつくネットで購入することが多いという方にとっては、ありがたいかもしれません。
さいごに
この制度が使えるようになる額が年間12,000円以上なので、平均して月1,000円以上使っている場合などには活用ができそうです。また、中々健康診断を受けないという自営業者の方なども、定期的に健康チェックをする上でもいいかもしれません。
病気の予防や健康の管理をしながら、節税の一つとして考えていただければとおもいます。
あまり知られていない制度でしょうが、日常生活に身近な制度だと感じ取り上げてみました。
↓日本一般用医薬品連合会↓
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた!
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