<投資信託を選ぶコツ>長期運用の注意点

NISA

こんにちは、FPのたけです。

 

今回は、『投資信託の良し悪しを判断する基準』を、お伝えしていきます。

そのため、少し深掘りするので、頭の片隅に入れるような感じで見ていただければと思います。ちょっと眠くなるような内容かもですが、、

 

<投資信託を選ぶコツ>

 

どこを投資の対象としているかを確認

日本国内? 世界トップの経済大国アメリカ? オーストラリアや韓国・台湾といった先進国か? 先進国と比べ経済発展が遅れていて、今後高い成長が期待できる、ブラジルや南アフリカ・インドといった新興国か?

→主にどこの国に投資しているかを把握しておく。購入する際の、目論見書に必ず記載されているはずです。

この中だと、新興国へ投資する投資信託が、最もハイリスクです。しかし、その分はまったときのリターン(利益)も、期待できます。つまり、リスクとリターンは、比例するといえます。

 

 

信託報酬(運用管理費用)のコストを確認

 投資信託の、運用や管理をしてもらうための一定の費用のことです。したがって、信託報酬はなるべく安い商品が良いです。

一見すると、大して金額の変わりがなさそうですが、投資信託といった長期目線では、将来かなりの金額になることが推察されます。※こういった小さな判断が、投資の世界では、すごく大切だと感じます。(塵も積もれば山となるです笑)

例として、

信託報酬が1%(税込1.1%)の投資信託だと、

50万円×1.011=505,000円 となります。

この場合だと、年間5,500円の手数料がかかることになります。信託報酬1%の商品を、つみたてNISAで、20年間運用した場合、約11万円の差となります。

アクティブ運用だと、信託報酬1%以上の商品はザラですので、購入される前に一度、確認してみてください。

 

シャープ・レシオが高いかを確認

これは、投資信託のリスクに対して、リターンが見合っているかが分かります。アメリカの経済学者、ウィリアム・シャープ氏が考案して、この名がついたそうです。

このシャープ・レシオの数値が大きいほど良い商品と言えます。具体的に、1を超えていたら、その商品のリスクにリターンが、見合っているといえます。↓計算式

 

標準偏差の確認

標準偏差とは、投資信託の値段のブレを知るのに役立つ数値のことです。

標準偏差の数字が大きい→値段の上下が激しい  リスク幅が高い
標準偏差の数字が小さい→値段の上下が小さい  リスク幅が低い

ピンときませんよね。。でも、こなくて大丈夫です。

ここまでの内容で1問。

Q.I freeNextNASDAQ100インデックスファンドのシャープ・レシオはいくらか?

2020年度リターン37.93% / 標準偏差 17.54

A.上記式参照 (37.93%-0%)÷17.54=2.1>1

なかなか優秀なファンドといえる(シャープレシオの観点からは)

これらは、以前紹介させていただいた、モーニングスター社の投資信託の、パフォーマンスという欄で、すべて見ることができます。

このサイトなら、面倒な計算をする必要もありません。

 

↓モーニングスター社↓

https://www.morningstar.co.jp/fund/

 

投資信託で悩んだときは、これらを思い出してください。良い判断材料の1つとなるはずです。

最後まで、ありがとうございました。

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