【ニッセイ外国株式インデックスファンド】iDeCoのやさしい商品解説

資産形成

こんにちは。FPたけです。今回は【SBI証券 iDeCoセレクトプラン】の中の商品の1つである「ニッセイ外国株式インデックスファンド」<購入・換金手数料なし>についてです。

ターゲット

これからiDeCoをはじめたい人・すでにiDeCoを始めていて商品を見直し検討(スイッチング)したい人へ

また会社の退職金制度である企業型DC(確定拠出年金)に加入している人、
前の会社で加入していた人も、是非この機会にご覧ください。

商品について

・運用会社→ニッセイアセットマネジメント
・商品区分→インデックスファンド

・信託報酬率(毎年かかる手数料)→0.1023%(安い)

・設定日(この商品の誕生日)→2013年12月10日

どこの国に投資する商品か

・投資先→国際(海外)株式95%、国際REIT(海外の不動産投資信託)2%、その他3

・投資スタイル→日本を除いた主要先進国の株式に投資する商品

(商品の組み入れられている比率上位10社)

1位 アップル 情報技術 5.30%
2位 マイクロソフト 情報技術 3.90%
3位 アマゾン・ドット・コム 一般消費財・サービス 2.40%
4位 テスラ 一般消費財・サービス 1.60%
5位 アルファベット(A) コミュニケーション・サービス 1.30%
6位 アルファベット(C) コミュニケーション・サービス 1.30%
7位 ユナイテッドヘルス・グループ ヘルスケア 1.10%
8位 ジョンソン・エンド・ジョンソン ヘルスケア 1.00%
9位 エクソンモービル エネルギー 0.90%
10位 バークシャー・ハサウェイ 金融 0.80%

アメリカの有名な企業をはじめとして、各セクターごとに分かれています。海外の先進国およそ22か国の株式の約1300銘柄に投資しています。

この商品の特徴

この商品の最大の魅力は、購入の際や換金するときに手数料がかからないことです。日本を除いた先進国に投資します。この商品は、MSCI指数と呼ばれる世界の投資家の人が投資信託の運用基準としている指数に連動した成果を上げるのが目標です。保有している人も多く親和性も兼ね備えているでしょう。

この商品のリスク

①為替変動リスク →対円での為替ヘッジを行わない外貨建ので、資産は為替変動の影響を直接受けます。円安(円の価値が安くなる局面ではファンドの資産価値が上昇します。)

例)円安ドル高→外貨建ての場合は恩恵を受けられる (ドルを保有しているので日本円に直したときに利益となる)為替差益(かわせさえき)と言います。円の価値<ドルの方が高い状
例)円高ドル安→外貨建ての場合はマイナスとなる(ドルを保有しているが日本円に直したとき損失となる)為替差損(かわせさそん)と言います。円の価値のほうが高い状態>ドルの価値

②株式投資リスク →株式は国内および国際的な景気、経済、社会情勢の変化等の影響を受けます。業績悪化(倒産)などによって価格が下落すること。

株式のリスクは、どうしても業績や市場の期待などで株価の上下があり避けられません。

③流動性リスク→市場規模が小さいことや取引量が少ない場合に、市場の予測される価格で取引が行えず損失となる可能性があること。

簡単に言うと、人気か不人気かで取引の量なども変わると言うことです。

これまでのリターン率

商品(率) 1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率) 設定来
トータルリターン 9.56% 4.88% 6.11% 7.49% 18.65% 13.19% 175.85%
カテゴリー 8.74% 3.43% 3.68% 4.65% 15.77% 10.50%

FPひとこと

日本を含まない先進国への投資をしたい場合にはいいでしょう。ニッセイシリーズもeMAXIS Slim(イーマクシススリム)シリーズと同じように人気がある商品です。購入時や換金の際の手数料がかからないですし、手数料コストもやすいです。長期積立投資としての魅力は大きい商品だと思っています。

ニッセイ 外国株式インデックスファンド-ファンド詳細|投資信託[モーニングスター] (morningstar.co.jp)

※投資はくれぐれも自己責任のもとおこなってください。最後まで見ていただきありがとうございました。

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