iDeCo徹底分析【これから始める方必見】

確定拠出年金(iDeco)

 iDeCo(イデコ)で購入できる種類

投資信託(債券株式

投資信託の債券・株式型の商品は、運用次第では大きなリターンを狙えますが、投資額よりも元本割れするリスクがあるのが特徴です。

投資信託は大きく分けて4つの種類で構成されています。

債券は、国内債券型外国債券型の2つです。

国内債券型とは、日本の公債や国内企業の社債が主な投資先で、外国債券型は、外国の公債や外国企業の社債への投資を対象としています。

次に株式ですが、国内株式型外国株式型の2つです。

国内株式型とは、主に日本国内の会社(企業)の株式へ投資を行ない、外国株式型とは外国の会社(企業)への投資となります。

一般的に、債券での運用は国や企業が保証していますので、安全性が高く債券比率が多い商品は下落リスクを抑えることが可能です。

一方、株式での運用は株価の値幅(リスク)の変動が大きいため、債券と比較すると安全性は低いですが、株式比率が高い場合その分リターンも期待できます。

債券は安全重視で、株式はリターン重視ということだね。

投資信託の手法

投資信託の手法はインデックス運用アクティブ運用の2種類に大きく分類されます。

☆インデックスとは、株価指数などの値動きと連動した運用を目指した手法のことで、分散してリスクを抑えながら利益を目指します。株価指数とは、日本だと日経平均株価やTOPIXのことです。したがってインデックス運用は安全重視型であると言えます。

★アクティブとは、市場平均以上のリターンを狙う手法のことです。投資のプロの方が会社の調査や分析を行ない、成長性が高いと見込まれる銘柄を個別に選んで運用していきます。

この点からアクティブ運用は成長重視型だと言えます。ちなみに、アクティブ運用はプロの力を借りるため、インデックス運用よりも手数料が高いのが一般的です。

iDeCo投資の銘柄選び方法

運用にかかるコスト(信託報酬)を確認する

iDeCoは長期での運用が前提です。そのため、コストがどのくらいかかるのかを把握した上で、商品を選定することが大切です。

ここでいうコストとは、信託報酬などを指します。信託報酬とは、投資信託の運用や管理に対して発生する費用のことで、投資信託を保有している期間は支払う必要があるということです。


【詳細のコスト比較】

では、コストが安い商品と高い商品だと、どのくらいコストが違うのかを実際のiDeCoの商品で比較してみます。

例えば、ハーベストアジアフロンティア株式ファンドという商品があります。この商品の信託報酬コストは年間2.12%です。投資対象先は外国株式で、主にアジアといった新興国を中心に展開している株式に投資を行なっています。

続いてeMAXISシリーズの、eMAXISSlim新興国株式インデックスという商品の信託報酬コストは年間0.19%です。こちらも投資対象先は同じく外国株式で、主に新興国への株式に投資を行なっています。若干の違いはありますが、どちらも新興国を投資対象先とした外国株式型に変わりはありません。

仮に年間に10万円投資した場合、ハーベストアジアフロンティア株式の場合にかかる信託報酬は約2,120円かかります。eMAXISSlim新興国株式インデックスの場合だと、年間10万円の投資に対して約190円かかります。差額は1,930円ですので、40歳でiDeCoを始めた方が60歳になって引き出すケースでは、1,930円×20年間=38,600円の金額分、信託報酬コストが違うと考えれます。したがって信託報酬コストもしっかりと確認しておきましょう。

これまでの運用成績📈を確認する

投資したい商品を見つけたら、これまでの運用実績を確認することをおすすめします。

運用成績を見ることで、これまでの商品リターン率などを数字で把握することが可能です。

直近3ヶ月、年間リターン率、3年間リターン率、10年リターン率など、どのくらいのパフォーマンス(見返り)があるかを事前に調べておくことで、投資を行なう際の判断基準に使えます。

モーニングスター社のサイトは投資信託の情報を調べるのに非常に便利です。モーニングスター社は、すべての投資家に向けて金融や経済の情報を提供している会社で、上場もしていますので安心して利用できます。

なおiDeCo投資は長期投資が前提ですので、5年、10年程度のパフォーマンスを見ておくと良いでしょう。

投資地域🚩を確認する

自分が購入する商品が、どこの地域を対象にした投資であるかを知ることは1番重要なポイントです。自分がどういった地域(国内や海外)、投資の種類(債券や株式)をあらかじめ考えておく必要があります。

悩まれる場合は、「長期運用ならどこの国に投資したいか」で決めるのも選択肢の一つではないでしょうか。

また最近では、不動産投資信託証券のREIT、純金などのコモディティ、ターゲットイヤーと呼ばれる商品もありますので、投資対象の種類は豊富です。ターゲットイヤーとは、受け取る時期に合わせて自動的に株式と債券の比率を調整してくれる商品です。

iDeCoに加入する証券会社のホームページでも商品情報の閲覧はできますので、必ず購入前にご確認ください。

ふむふむ・・商品を決めるときは①信託報酬コスト、②過去の商品の運用成績、③自分がどの国に投資したいかを考えるのが大切なんだね。

 

モーニングスター社サイト:投資信託のモーニングスター|投資信託・株式・国内/海外ETF(上場投資信託)・為替/指数 マーケット情報サイト (morningstar.co.jp)

iDeCoおすすめ5選【SBI証券】

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま・全世界株式)

SBI証券で非常に人気のあるファンドで、この商品一つで日本を含んだ全世界の株式に投資をすることが可能です。信託報酬コストは0.1102%と安く、投資比率は株式100%となっています。このファンドは設立されたのが2017年ですので比較的まだ新しい商品で、3年リターン率は13.24%となっています。iDeCoを始めたいけれど、どこの地域を選んでいいか悩んでいる方などにおすすめできる商品です。運用会社はSBIアセットマネジメントです。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

iDeCoセレクト商品の中で、直近の3年リターン率は1位でした。投資先は米国(アメリカ)の株式に投資しています。信託報酬コストは0.0968%と大変安く、投資比率は国債株式が94%で、国際REIT3%、その他が3%で、3年リターン率は17.27%です。米国のS&P500指数に連動した運用をしており、業界最低水準のコストで投資できる点が特徴です。S&P500とは米国の優れた会社500個の詰め合わせパックだとイメージして頂ければ分かりやすいと思います。堅実に米国に投資をしたい方は、是非検討されてみてください。運用会社は三菱UFJ国際投信です。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

バランス型の商品で日本と世界への株式および債券、不動産投資信託証券(REIT)といった計8資産に分散投資を行なえる商品です。8資産に均等な比率で投資している点がこのファンドの特徴で、信託報酬コストは0.154%と安く、3年リターン率は8.11%です。

長期投資において、なるべくリスクを抑えた投資やシンプルな分散投資を目指している方にとってはおすすめの商品でしょう。運用会社は三菱UFJ国際投信です。

ニッセイ外国株式インデックスファンド

この商品は日本を除いた先進国への株式に投資しています。ニッセイシリーズはSBI証券でも保有する方が多く、親和性のある商品です。信託報酬コストは0.1023%で安く、5年リターン率は16.80%です。MSCIコクサイ・インデックス指数に連動した運用を目指しており、時価総額をもとに算出される指数を表します。商品内容としては60%以上が米国への投資です。世界の企業が生み出した利益の恩恵を受けたい方や、世界経済の成長を見守りたい方におすすめできる商品でしょう。運用会社はニッセイアセットマネジメントです。

ひふみ年金

この商品は日本の国内株式への投資を行なっています。主に割安だと考えられる銘柄をプロが選定します。グロース株と言われる成長株が主な対象先です。信託報酬コストは0.836%と少し高いですが、アクティブファンドの中では安いと言えます。高リターンを狙いたい方向けと言えそうです。運用会社は、藤野英人さんが代表を務めているレオス・キャピタルワークスです。

iDeCoおすすめ5選【楽天証券】

楽天・全世界株式インデックスファンド

楽天バンガードシリーズとして非常に人気のファンドの一つです。この商品は日本を含む外国株式へ投資を行なえるのが特徴です。この一本で全世界に分散投資が可能で、49カ国の約8,800銘柄を対象としています。信託報酬コストは0.20%と安く、3年リターン率は14.68%です。楽天証券で全世界に丸ごと投資を行ないたい方、堅実にリターンを狙いたい方向けでしょう。

たわらノーロード先進国株式

この商品は海外の株式に投資を行なえるのが特徴です。具体的に、海外の先進国22ヶ国の約1,300銘柄に分散投資が可能です。信託報酬コストは0.11%と大変安く、5年リターン率は13.22%です。将来大きなリターンを見込みながら、コストを抑えて先進国へ投資されたい方におすすめでしょう。

セゾンバンガードグローバルバランスファンド

この商品は国内を除いた、外国の債券と株式に投資を行えるのが特徴です。具体的に、世界30カ国以上の株式に50%と、10カ国以上の債券へ50%と半分ずつの割合となっています。信託報酬コストは0.56%とインデックスファンドの中では少し高いですが、10年リターン率は8.82%です。堅実な投資を目的として、安全な成長を目指したい方におすすめでしょう。

楽天・全米株式インデックスファンド

楽天バンガードシリーズで、楽天証券のiDeCoランキング1位で、この商品一つで米国の多くの株式に投資ができるのが特徴です。信託報酬コストは0.16%と安く、3年リターン率は18.60%です。米国の株式全体に投資したい方や将来のGAFAMになるような会社を先取りしておきたい方はご検討ください。長期投資を前提として、初心者から上級者にまでおすすめできるファンドです。

セゾン資産形成の達人ファンド

この商品はこれまでに最優秀ファンド賞を何度も獲得しています。国内と海外の投資信託商品への投資で、運用方法はファンドオブファンズ方式なのが特徴です。ファンドオブファンズ方式とは債券や株式に直接投資するのではなく、債券や株式に投資している投資信託に複数投資を行なうことです。信託報酬コストは1.34%とアクティブファンドの中では安く、10年リターン率は14.79%です。プロがしっかりと企業分析をして、長期での運用を見据えた上で世界株式に投資を行なっています。堅実に、かつ高リターンを目指したい方は検討されていいでしょう。

さいごに

iDeCoはしばしば60歳まで引き出せない点が最大のデメリットだと言われます。

たしかに、本人が高度障がいまたは死亡しない限りは、途中で引き出すことはできませんので流動性に欠けることは間違いありません。

しかし、人生で唯一失敗ができず挽回が効かない時期が老後です。そういった意味でiDeCoには強制力がありますので、老後を目的とした資産形成には1番有効な方法だと言えるでしょう。

ただし、節税できるからという目的のみで安易に始めないようにされてください。まずはiDeCoシミュレーションの活用や、充分な計画を立てられた上で、始めて頂けますと幸いです。

早いうちから時間を味方につけて備えることも立派な資産形成術なんですね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

iDeCoシミュレーションや加入を考えておられる方など、ご質問等お待ちしております。

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