こんにちは、FPのたけです。
ついに!やってきました。
2022年の4月からねんきんに関した法改正があります。今回の法改正はかなり大きな改正となっています。
その中で今回は【iDeCo・企業型DC】に関した法改正のテーマです。
この改正は本屋さんなどでも関連する本が並べてありますが、少し難しく書いてある印象を受けます。
そのため、今回は4月の法改正でどう変わるか、ここでは要点だけをつまんで見ていきます。
早速ですが、このキャラクターをご存知ですか?
【イデコちゃん】
年齢不詳のシロイルカ。
iDeCo のことなら何でも知っていて、
老後の暮らしに困っている人がいると、
どこからともなく現れ、時には親切に、
時には厳しく iDeCo について教えてくれる。
口癖は「~デコ」。
出典:厚生労働省ホームページより(ダウンロード可能写真)
『イデコちゃん』という愛称で親しまれているようです。色んなパターンの種類がありました(笑)
このiDeCoちゃんというキャラクター、近年少しずつ認知度も高まってきているようです。
確定拠出年金とは
ひと言で言うと老後のお金を貯める(準備する)ための制度です。
これは1つの制度という考えも重要です。まずはこれだけ覚えて頂ければ嬉しいです。
確定拠出年金は大きく2つ
→会社員かフリーランスなどによって毎月の拠出できる上限額が異なります。
→会社が掛金を出すところと、個人が決められた範囲の中で掛金を拠出できます。この部分は会社の規約によってさまざまです。近年、企業年金(DB)よりも、企業型確定拠出年金(DC)に力を入れている企業が増えています。
iDeCoの制度について詳しくは今回は割愛いたしますが、始めようと検討されている方はこちらの記事をご覧ください。iDeCo始める前に~デメリットを理解して~ | FPの流儀 (financialplanertk2021.com)
ここからが制度改正です。
受け取り開始の時期が伸びた(2022年4月1日施行)
確定拠出年金(個人型・企業型)60歳から75歳の間のタイミングで受け取れるように伸びました。
これまでは60歳から70歳まででしたが、年金の受け取りが75歳まで伸びたことで、確定拠出年金も受け取り時期の範囲が拡大しました。
多くの人が加入できるよう加入可能年齢が拡大された(2022年5月1日施行)
☆個人型iDeCo
現在: 60歳未満まで加入
改正後: 65歳未満まで加入OK
★企業型DC(確定拠出年金)
現在: 65歳未満まで加入
改正後: 70歳未満まで加入OK
企業型DC加入者→iDeCo加入の要件が緩和される(2022年10月1日施行)
2022年10月から、企業型DCの加入者で会社の規約の定めや、会社側の掛金の上限引き下げがなくても、iDeCoに加入可能となります。
ただし、、
①企業型DCの加入者掛金の拠出(マッチング拠出)を選択している場合
②企業型DCの会社側の掛金とiDeCoの掛金が、月の拠出限度額の範囲を超えているとき
この場合にはiDeCoへの加入はできません。
企業型DCのみに加入する場合 | 企業型DCとDB等の他制度に加入する場合 | |
企業型DCの事業主掛金額 | 月額5.5万円 | 月額2.75万円 |
iDeCoの掛金額 | 月額5.5万円-各月の企業型DCの事業主掛金額 (ただし、月額2万円を上限) |
月額2.75万円-各月の企業型DCの事業主掛金額 (ただし、月額1.2万円を上限) |
・iDeCoの掛金額は、月額2万円(DB等の他制度にも加入している場合は月額1.2万円)
・掛金額は、会社側の拠出額と合算して月額5.5万円(同2.75万円)の範囲で行なうこと
が注意点です。
まとめ
今回は法改正についてでした。
人生で唯一失敗できない、挽回ができない時期っていつだろうか‥?
私は老後の時期だと考えます。
iDeCo・企業型DCは老後に特化してお金を貯めることができる、非常に良い制度です。国が推進するだけはあります(笑)
ただ、制度自体がかなり複雑です。そのため、始めたいけどどうしていいか分からない方も多くいらっしゃるかと思います。
ご質問お受けしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。未来を変えられるのは今の自分です!
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