こんにちは、FPのたけです。
先日、定期検診に行ってきました。
会社員の方であれば1年に1回、会社で強制的に受けているよ。という人も多いのではないでしょうか。
私は現在、協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入しているのですが、定期検診を受けるには全額負担で受けなければなりません。
なので、バリウムを検査項目に追加しただけで、約2万円かかりました(笑)
病院によって多少金額の違いはあると思いますが、あまり大差はないように思えます。
会社で受けると自分で負担することはありません(多分‥?)ので、こういった普段見えない所にも会社員の恩恵があるのは確かでしょう。
ちなみに協会けんぽの場合、35歳以上の方なら、一定の補助が受けられるようです。
出典:協会けんぽホームページより
『定期検診は年齢が若いうちは気にしなくていい』よく聞きますが、私は日ごろから適度に気をつけることが大切だと思っています。
特に自営業やフリーランスの方は、自分で受けないと受ける機会がないと思いますので、定期的に健康チェックを受けてみてはいかがでしょうか。
最近、保険屋さんから教えてもらったのですが、自宅から尿を取るだけで、がんが分かる検査があるようです。
NーNOSEというものです。自宅から簡単に検査ができて送るだけで、結果が分かります。
金額は12,500円ですが、忙しい方や不安がある方にもおすすめできそうなので共有させていただきます。詳しくはコチラから見れます
N-NOSE(エヌノーズ)の申し込み | 尿1滴でわかる!線虫がん検査 N-NOSE®
また今年から、3ヶ月に1回程度、歯の定期メンテナンスに行くようになりました。
これは私が通う歯医者さんが、治療よりも予防に力を入れている影響もあります。
とまぁそれもありますが、1度虫歯になってしまうと、治療に時間がかかってしまいますし、麻酔などが苦手です‥
また何よりすごくお金もかかりますので、こういった理由からメンテナンスに行くようにしました。
最近、歯科衛生士FPという方をTwitterでよく見かけるようになりましたが、確かに歯の健康は大切なので、すごく需要がありそうだと思ってます(笑)
少しそれましたが、普段の日常生活にも目を向けることで、実はこんなに出費があったんだ。。と気がつくこともあるかもしれません。
セルフメディケーション税制とは
・目的 健康の維持や病気の予防を行なうすべての人
・期間 1年間(その年の1月1日から12月31日まで)
・対象商品 1年間に購入した市販薬(スイッチOTC医薬品)
・対象金額 年間合計額が12,000円以上を超えた金額が所得控除の対象(上限88,000円まで)
・対象となる範囲 同一世帯(家族)で合算が可能
セルフメディケーションとは、世界保健機関(WHO)が『自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること』だと、このように定義されています。
自分の身体のことは自分がよく分かるといった言葉をよく聞きますが、【軽い症状なら市販薬を使って健康維持をしよう】という意味合いのようです。
所得控除を受ける場合に必要な3点
①購入時のレシートや領収書を取っておくこと(電子決済などの場合は、購入したことがわかるデータ等を保存しておくと良いでしょう)
②控除を受ける年に「特定健康診査」「予防接種」「定期健康診断」「健康診査」「がん検診」のいずれかの1つを受ける
③確定申告に行く(※医療費控除とは併用ができない点は注意です‥)この制度は、医療費控除の特例の一つとして設けられたために併用できないのではないかと思います。
適用される商品
かなり多くの種類の商品が、セルフメディケーション税制の適用となるようです。
↓このマークがパッケージに表示されていれば、対象商品です。
※日本一般用医薬品連合会より出典
またドラッグストアやスーパーだけではなく、ネット通販(楽天やAmazon等)で購入しても、対象とのことでした。最近ではポイントもつくネットで購入することが多いという方にとっては、ありがたいかもしれません。
この制度が使えるようになる額が年間12,000円以上なので、平均して月1,000円以上使っている場合などには活用ができそうです。また、中々健康診断を受けないという自営業者の方なども、定期的に健康チェックをする上でもいいかもしれません。
年間で病院に支払った総額費で、税金の還付を受けることができます。
世帯ごとですので、家族の分の医療費の合計額で申請できます。(※確定申告は必要です)
長期で入院していた方、歯の矯正や、手術を受けた方、その他自己負担で病院に払った人などは必ず申告するようにしてください。
ちなみに、医療費控除は過去5年間までさかのぼって還付申請ができます。(確定申告に使用したレシートや領収書は5年間保存というのはこういった背景もありそうです)
例えば3年前に大病をした方なども含まれますので、こういった方も確定申告されることをおすすめします。確定申告に必要な書類は下記からダウンロードできます。パソコンではなく手書きでも可能です!
医療費集計フォームのダウンロード:令和3年分 確定申告特集 (nta.go.jp)
※確定申告の際、セルフメディケーション税制、医療費控除はどちらか一方を選択です。併用はできませんので、ご注意ください。
まとめ
『身体が最大の資本』とはよく言ったもので、健康あってのお金です。
健康への投資は、実はとても大切なことかもしれませんね。気の予防や健康の管理をしながら、節税をしていただければとおもいます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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