老後不安へのアプローチ方法

年金

こんにちは、FPたけです。

先日「FPフォーラム」という一般参加者向けのイベントに参加する機会がありました。

FPフォーラムとは、お金に関する悩みを解決に導く、FP協会が主催するイベントのようなものなのですが、

実際にセミナーや個別相談会を受けた方が、アンケートを記入していたようです。

そのアンケートの集計結果が送られてきたのですが、やはり「老後不安」をお持ちの方が圧倒的に多かったです。面白いのが年代層なのですが、40代・50代の方よりも、もっと若い世代の方の方が老後について不安を持っている、と回答していたことです。(厳重に扱えとのことだったので、これ以上はあまり言えませんが‥。)

そこで今回は、老後のお金問題について見ていきます。

定年後、年金だけで悠々自適な生活が送られるだろうか?

この疑問を持っている方は多いのではないかと考えます。この問題には、いくつかの見方があるでしょう。

結論から言うと、年金だけでゆとりのある生活を送るのは難しいと考えます。それはなぜか?を具体的に考察していきます。

 

老後不安が煽られる要因

老後への不安を促す要因は『人生100年時代』と『老後2,000万円問題』でしょう。平均寿命が伸びており女性の場合2人に1人は90歳までは長生きすること、老後を迎えるには年金以外に2,000万円ないと破綻する、といったことをよく聞くようになりました。

何年か前から、メディアなどで大きく取り上げられていることから、老後への不安が一気に加速したように感じます。個人的には、少し誇張しすぎではないか‥と感じる部分もあったのですが、貯蓄などで年金以外の不足を補う必要があることは、間違いなさそうです。

 

年金制度が見直される

2022年4月に年金制度の改正が行なわれます。

これまでと大きく変更される点は、75歳まで年金受給を繰り下げできるようになることと、在職老齢年金制度の見直しです。

これまでの年金だと、一般的に受け取る年齢は65歳からで、繰り下げは70歳まででした。

これが今後はさらに5年間受給を後ろ倒しできるようになります。まさに国は、人生100年時代を想定していますね。将来的に(次回の改正)は年金開始の年齢が70歳になるのではないかと考えられます。

年金改正法の記事についてはこちらの過去記事で取り上げています。https://financialplanertk2021.com/114/

ただ今の70歳は、4割以上の方が現役バリバリに働いているようで、まだまだ若い印象ですが(笑)

 

ねんきん定期便の活用

ねんきん定期便」という、このようなはがきの紙に見覚えはないでしょうか。

この紙は、将来の自分の老後をイメージできる大切なものとなります。これまでに払ってきた保険料の実績と、将来もらえる年金の見込額が分かるようになっています。

毎年自分の誕生月に日本年金機構から送られてきますので、必ず目を通してください。

将来もらえる金額は、人によって異なりますが、自分が年金を受け取るときはどのくらいもらえるのか把握することが老後不安を解決するための第一歩となります。

人によってなぜもらえる額が違うかというと、納めている保険料が異なるためです。また、サラリーマンや自営業、専業主婦などによっても変わります。よく社会保険料と呼ばれていますが、収入によっておさめる額(等級)が、都道府県ごとに決まっています。

 

リタイア後の生活費

2019年総務省の家計調査によると、夫婦世帯では毎月27万円単身世帯では毎月15万円が、平均的な生活水準の金額とのことでした。

注意点ですが、この金額の平均は参考程度に考えてください。実際はどのような生活を送るのか次第で、大きく変わるためです。

これよりも、もうちょっと豊かな生活を送ろうと思ったら、年金とプラスアルファのお金が必要なのは確実です。ちょっぴり豊かな生活を迎えたいのであれば、年金だけでやりくりしていくのは難しい‥と考えられるのではないでしょうか。

例えば65歳で仕事を辞めたとして、90歳まで生きた場合、25年間もあります。当然、上記の生活費は生きていくために必要なお金です。ただこれまで定年まで長い期間社会に貢献してきて、残りは好きな事をして過ごしたい!という方が大多数でしょう。

自分の趣味や、新しいことをするには「お金」がかかりますから、人生を謳歌するためにも前もって、老後への備えにも少しは目を向けなければいけないな、と感じてもらえると幸いです。

 

老後への備えとアプローチ

老後不安を考えるときのフローを、私なりに考えてみました。

・リタイア後の毎月の生活費を考えてみる(あるいはどんな生活を送りたいか書き出してみる)具体的に〇〇万円と、数字化してみる
・ねんきん定期便を利用して将来もらえる見込み年金額を知る
・資産額の計算をしておく(定年時の貯蓄額の推定と自分がもらえる退職金の把握)
・老後の生活費-見込み年金額=不足額(逆算して年金以外にいくらお金が必要かを計算)
・できることから老後への貯蓄を少しずつ始める

大まかではありますが、このような流れで考えていくことで老後の見通しが立てやすくなるのではないでしょうか。

また、老後不安といって人さまざまだと思いますので、自分がどこに不安を持っているかがこれを機に分かるかもしれません。漠然としていた不安が、見えるようになるだけでも大きな前進だと思います。

分からないことが分からない(整理されていない)状態だと、そこからあまりいい解決策は生まれないのと一緒ですね(笑)

 

さいごに

リタイア後に自分が何をしたいのか、どういう生活をしたいのかワクワクしながら考えることも大切でしょう。老後を迎えてから、いざ準備しようとしても中々限界があります。前もって老後を考えるためのヒントになれば嬉しいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

何かご不明な点や質問がある方は、お問い合わせページから可能です。ご意見お待ちしております。

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