こんにちは。今回のブログは管理人2人が共同して作成をしました。
最近地震が多くないですか‥?
12月3日山梨の方で震度5弱が、同日和歌山でも震度5弱が起こりました。ついに南海トラフか・・・一瞬脳裏をよぎりました。。。
そのため急遽、防災というテーマで書き起こした次第です。
管理人は福岡なのですが、大きな地震は幸いにないですが、小さな地震はかなりの頻度で起こっているようです。地震だけでなく先日熊本の阿蘇山でも噴火が起こり、各地で天変地異が起きているような気がします。
九州は大きな地震は来ないから比較的安全なんて誰かが言っていましたが、思い返せば2005年に福岡県西方沖地震、そして2016年には熊本地震が起きています‥。
西方沖地震が起こったとき、小学生でしたがかなりの恐怖を感じたことを今でも鮮明に覚えています。
熊本地震では、被災地を見に行きましたが、橋は崩れ落ち、道も迂回しなければ熊本市内から阿蘇の方にいくことができない状態でした。
知人も実際に家が半壊し、震災直後そのままでは住めない状態になっていました。
東日本大震災から今年で10年経ちますが、今も記憶に新しい方もいらっしゃることかと思います‥
『防災』とは
台風、地震、火災、水害などその災害を未然に防ぐことです。
今回の防災としては、地震の事前準備~地震が起きたときにフォーカスした内容です。
今後想定されている地震
・首都直下型地震(東京圏中心)
・南海トラフ巨大地震(静岡~九州)
内閣府の防災情報ページでは、どちらも発生確率は20年~30年以内に70%と推測されているようです。
起きた時点で、どちらも計り知れない被害になると想定されているようでした。
残念ながら、我々には地震を確実に止める方法はないかもしれません。しかし地震が起きることを想定した対策をすることは可能なのだと。
地震や災害に備えられること
ハザードマップの確認
これにより、住まいの場所の危険度が地域ごとに5段階評価で把握できるとのことでした。
どの地域の方でも、一度はカクニンしておく必要がありそうです。
ハザードマップは各自治体のホームページなどで簡単に確認できますし、国土交通省のホームページから全国のハザードマップを確認できます。ハザードマップポータルサイト (gsi.go.jp)
家の中の安全対策
これらをしておくだけでも、かなりの被害を抑えられるかもしれません。
地震は夜起こることも考えられますので。
防災グッズを備蓄しておく
防災グッズは2つ用意しておくのが理想でしょう。
1.防災リュック(非常用持出袋)(避難所生活用)
2.在宅避難用(自宅での生活を想定)
詳しくは、人と防災未来センター監修『防災グッズチェックリスト』を貼っていますので、ご確認ください。
新防災グッズチェックリスト仕上げ (dri.ne.jp)
地震が起きた場合3日が勝負です。フェーズとしては命を全力で守るための72時間です。
ガスや電気などのライフラインが復旧するまで最低でも3日間はかかります。
避難所で炊き出しなどをしようとしても、ガスが通っていなければ調理できません。
その時は簡易的なプロパンガスを用いるのですが、皆が避難所での生活と仮定した状況の場合、道が壊れていてガスボンベを運べない可能性だって考えられます。
それまで繋ぎ止めれるのがカセットコンロです。1台で約75分ほど使えます。ただし、屋内で使用するときはガス爆発に気を付けること。ガス漏れなどがある場合、引火する可能性があるため。
それとスマホは1番大切です。照明にも使えますね。
モバイル用バッテリーなども市販で購入できますので、あわせて備えておくと良さそうです。
情報収集&安否確認
「yahoo!防災情報」のアプリは、シンプルで使いやすいです。
災害伝言ダイヤルは171です。(NTT)
☆伝言録音⇒ガイダンス1⇒自分の電話番号+「1」⇒20秒以内で話す⇒「9」を押す
☆伝言確認⇒ガイダンス2⇒相手(確認したい人)の電話番号+「1」⇒「伝言再生」
★災害用伝言板⇒web171
地震発生時のNG行動
・火を付けない(ガスに引火したら爆発するから)
・エレベーターは避け、階段を使う(閉じ込められる可能性あり)
・ブレーカーをあげない(通電すると火災の危険性あり)
・避難するときはブレーカーを落としてから避難する
・部屋の中を裸足で歩かない
・緊急以外の電話は控える(電話回線がパンクする)
昔、学校で強制参加だった避難訓練を思い出すしかなさそうです(笑)
FPとしてお伝えたいこと
火災保険・地震保険に加入しておく
火災保険に加入していないと、地震保険には加入できません。地震保険は地震、噴火やこれらによる津波などでの火災や損害による建物や家財の損害を補償してくれます。
またあまり知られていませんが、火災保険に加入しておくことで、家庭の給湯器の修理や故障の費用などにも使えたりします。(また別記事で紹介させて頂ければとおもいます)
もし万一家がなくなったとしても、これらの保険に加入しておくことで、震災後の生活の助けとなるはずです。私たち管理人2人も必要な保険であると認識しています。但し、地震保険は持ち家の方のみで大丈夫かと思います。賃貸の場合、仮に家が全壊しても住宅ローンが残るわけではありませんので、極論新しい物件に引っ越してしまえばいいわけです。
※地震保険は被害の程度によって4段階に分かれていますが、思っていたよりも低いランクで認定されることなどがあり、保険金が予想よりも低かったなんてこともかなりあります。依存しすぎないようにしましょう。
地震保険は地震保険料控除の所得控除が使えますので、サラリーマンの方々は年末控除の際に申請用紙に記入してください。
余談ですが、地震保険は自賠責保険(自賠責は強制保険ですが)と同様、国の保険です。したがって災害時は、民間の保険会社も国からの補助があるようです。でないと地震がきたら財源面で民間の保険会社が潰れてしまうからだと思います。
・被災者生活再建支援制度の活用
り災証明書⇒全壊で300万円(100万円+加算支援金200万円)
時代にマッチした新しい地震補償なども?
これらは少額の金額で地震に備えられる保険として、最近人気が出ているようです。
・SBIいきいき小短地震保険
・EQuick地震保険(東京海上日動)
ご参考までに‥
まとめ総括
今回は、主に地震に焦点をあてて記事を書いてきましたが、災害は地震のみならず、大雨による土砂災害・浸水被害、台風、竜巻、火山、、、あげるとキリがありません。
特に、近年は大雨による災害が毎年発生しています。こういった災害から、いのち・財産を守らなければなりません。
『備えあれば憂いなし』と言いますが、日ごろから災害に意識を向けて、ハザードマップを確認したり、定期的に備蓄食糧・水のチェックを行うなどできることをやっておきたいものです。
また、引っ越しを考えている方などは、家を借りる前にその地域の災害リスクを必ずチェックしましょう。都心の人気エリアだとしても活断層の直上に家がある場合や液状化現象のリスクが大きいところなど軽視できない部分も大いにあります。
日本は災害が多い国ですが、その反面、四季がありその自然による恩恵も沢山受けている国でもあります。災害から目を背けず、日ごろから備えていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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